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JR東海、在来線新型「315系」。名古屋・静岡都市圏などに投入
2021年度~2025年度に352両を新製
2020年1月22日 17:06
- 2020年1月22日 発表
JR東海(東海旅客鉄道)は1月22日、在来線通勤型電車「315系」を新製することを発表した。2021年度から2025年度にかけて352両を製造し、名古屋・静岡の都市圏を中心に、中央本線、東海道本線、関西本線などに投入していく。
既存の211系、213系、311系が更新期を迎えることを受けて決めたもので、公開されたエクステリアイメージでは、311系と同様にコーポレートカラーのオレンジを配色。直線を多用したデザインで「先進性と親近感を表現」するという。
最高時速は130km、各車両に6か所の液晶ディスプレイ(案内表示器)、5台の防犯カメラ、1か所の車椅子スペースを設け、1編成に1か所の車椅子対応トイレも設置する。台車は次期特急車両HC85系と同一とすることで、乗り心地を向上させる。照明装置はLED化。
また、同社の在来線で初めて、非常走行用蓄電装置を搭載し、停電時などでも最寄り駅までの走行を可能にする。