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ユニステラ、自動観測天体望遠鏡「eVscope」のクラウドファンディング。特許技術で都心の天体観察も

2019年12月10日~2020年1月19日 実施

ユニステラは自動観測機能搭載の天体望遠鏡「eVscope」のクラウドファンディングを実施する

 仏米のスタートアップUnistellar(ユニステラ)は、自動観測機能搭載の天体望遠鏡「eVscope」のクラウドファンディングを「CAMPFIRE」で12月10日から実施する。eVscopeは、すでに米国のクラウドファンディング「Kickstarter」で3.3億円の支援を集めた実績を持つ。

 eVscopeの倍率は50/100/150で、口径は4.5インチ(約11.43cm)。限界等級は16等、電動経緯台を備え、自動天体追跡機能を搭載する。センサーはソニー IMX224、スマートフォンとWi-Fiで接続できる。特許を取得した「エンハンスト・ビジョン」により、天体の光を蓄積して画像解析を行ない、光害の影響を避けて都心でもきれいな星雲や銀河を眺めることができるという。

 また、SETI協会と協力関係にあり、eVscopeによって取得した天文データを協会に送信すれば、天文学上の新発見に貢献できる可能性もあるとしている。

 期間は12月10日から2020年1月19日まで。目標金額は100万円で、返礼品は50名限定の早割価格(11万3720円オフ)など。一般販売時の価格は35万9820円(税別)を予定している。