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台風19号で崩落の「海野宿橋」が11月14日に応急対策完了。しなの鉄道も15日全面再開

2019年11月12日 発表

台風19号で被災した長野県東御市の「海野宿橋」の応急対策工事が11月14日に完了見込み

 国土交通省 関東地方整備局 長野国道事務所は11月12日、台風19号で被災した東御市道 白鳥神社線の「海野宿橋」の橋脚と法面保護などの応急対策工事が11月14日に完了する見込みであることを発表した。

 長野県東御市本海野地先の東御市道 白鳥神社線は、台風19号の影響で、しなの鉄道をまたぐ海野宿橋が崩落。権限代行により国が復旧作業を進めている。

 この崩落により、しなの鉄道 しなの鉄道線の田中駅~上田駅間についても運行を見合わせてきたが、この応急工事完了見込みを受けて、11月15日始発から通常ダイヤでの運行再開を発表。観光列車「ろくもん1号」「ろくもん2号」は11月22日から運行を再開する。

 なお、この運行再開により北陸新幹線とバスによる代替輸送は11月14日に終了する。

位置図
被災と復旧の様子