ニュース

台風19号で決壊した千曲川 長野市穂保地先の鋼矢板仮締切堤防が10月30日朝完成

2019年10月28日 発表

国交省が、台風19号の影響で決壊した千曲川 長野市穂保地先の鋼矢板仮締切堤防が10月30日朝に完成することを発表

 国土交通省 北陸地方整備局は10月28日、台風19号の記録的大雨により決壊した千曲川 長野市穂保地先の鋼矢板仮締切堤防が10月30日朝に完成することを発表した。

 千曲川 穂保地先の堤防は、10月13日5時30分ごろに決壊が確認され、10月17日に約70mの仮堤防が完成。10月20日から国(国交省)が権限代行して、調査と復旧を進めている。

 完成する鋼矢板仮締切堤防は、決壊箇所ならび仮堤防の河川側に、約320mにわたって設置。仮締切堤防の完成により、本格的な堤防復旧を進められる環境が整うことになる。

被災した千曲川 長野市穂保地先の状況

 長野県内では、下記5か所の護岸崩落箇所について、国が権限代行で復旧作業を進めることになっている。

・千曲川 長野県野沢温泉村七ヶ巻地先
・千曲川 長野県東御市海野地先~田中地先
・千曲川 長野県佐久市原地先~佐久穂町高野町地先
・千曲川 長野県小海町千代里地先~東馬流地先
・夜間瀬川 長野県中野市笠原地先