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秩父鉄道、足袋の形をした「足袋×たびきっぷ」期間限定販売

2019年10月11日から期間限定販売

「足袋×たびきっぷ」

 秩父鉄道は、足袋のまち行田を行き来できるフリーきっぷ「足袋×たびきっぷ」を、10月11日から期間限定で販売する。価格は大人1470円で、当日限り有効。

「足袋×たびきっぷ」は、足袋のまちとして知られる埼玉県行田市と連携して生まれた、足袋をかたどった特別仕様のフリーきっぷ。販売に合わせて、行田散策に役立つ、市内の見どころを紹介する専用パンフレットも配布される。

 販売期間は、10月12日~12月22日の土休日と、10月11日、18日、25日、11月8日、15日、12月2日、3日で、販売場所は秩父鉄道の羽生、東行田、行田市、持田、ソシオ流通センター、熊谷、寄居、長瀞、秩父、御花畑の各駅窓口。

「足袋×たびきっぷ」と合わせて配布される「足袋×たびきっぷ専用パンフレット」は、足袋のまち行田の紹介や、市内の見学・体験・足袋販売スポットをマップとともに紹介している。パンフレットの配布期間も10月上旬から12月下旬で、「足袋×たびきっぷ」が販売されている駅で受け取ることができる。

パンフレットイメージ(表)
パンフレットイメージ(裏)

 行田市では、約300年前に足袋の生産が始まり、最盛期には全国の約8割の足袋が生産されていた。現在も日本一の足袋産地として、和装文化の足元をささえ続けている。多くの足袋蔵などの建造物が残り、趣ある景観を形作っている。行田市の足袋蔵などは、2017年4月に埼玉県初の「日本遺産」に認定されている。

行田「日本遺産」の足袋蔵
日本一の足袋産地