ニュース

日本旅行業協会、東北復興支援活動「JATAの道プロジェクト」第6回を10月に実施。約1025kmの「みちのく潮風トレイル」を旅行商品に活用

9月の定例会見より

2019年9月27日 会見

一般社団法人日本旅行業協会 理事・事務局長 越智良典氏

 JATA(日本旅行業協会)は9月27日、東京・霞が関の本部において定例会見を開き、理事・事務局長の越智良典氏と総務部 担当部長の渡邉泰氏が「JATAの道プロジェクト」などについて説明した。

 環境省は、2011年の東日本大震災からの復興のシンボルとして、東北地方太平洋沿岸地域を使った長距離の自然歩道「みちのく潮風トレイル」を整備しており、6月9日に全線(約1025km)が開通している。

 JATAではこの「みちのく潮風トレイル」を活用した東北復興支援活動「JATAの道プロジェクト」を2014年から実施しており、2019年で第6回を数える。

「JATAの道プロジェクト」は、観光による交流を活発にし、地域経済の振興を図ることを目的にしており、JATA会員会社が主体的に実地踏査などを行なう活動で、今回は世界三大漁場の一つである「三陸海岸」、総力をあげて観光復興まちづくりに取り組む「気仙沼市」、4月に気仙沼大島大橋が完成し「緑の真珠」と愛される「大島」を含む行程となっており、約70名が参加し、10月3日と4日に実施される。

一般社団法人日本旅行業協会 総務部 担当部長 渡邉泰氏
「みちのく潮風トレイル」開通区間(約1025km)
「みちのく潮風トレイル」

Webサイト: みちのく潮風トレイル