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国交省、国内4空港で手荷物・貨物の輸送を想定した自動走行の実証実験

2019年9月~2020年3月 実施

4空港で行なわれる実証実験の概要

 国土交通省は、9月~2020年3月にかけて国内4空港において空港制限区域内での自動走行の実証実験を行なう。

 同省では、空港地上支援業務(グランドハンドリング)の労働力不足に対応するため、官民共同で先端技術の活用について検討・検証を行ない、省力化・自動化を推進している。今回の実証実験もその一環として、手荷物・貨物などの輸送を想定して実施されるものとなる。

 ANA(全日本空輸)は佐賀空港とセントレアで、JAL(日本航空)は成田空港で、それぞれレベル3の自動運転でトーイングトラクターを走行させる。このほか、AIROがJALやスイスポートジャパンと協力して成田空港と関西空港で実証実験を行なう予定。