JR西日本、七尾線に521系新車両を導入。七尾線全線がICOCAに対応

七尾線に521系新車両を導入

　JR西日本（西日本旅客鉄道）は9月10日、2020年秋ごろから七尾線に車載型IC改札機を装備した521系の新車両を導入し、2021年春から七尾線全線をICOCAに対応させると発表した。

　七尾線（津幡駅～七尾駅）では、現在運用している413系・415系を521系車両に順次置き換えていく。車両数は30両（2両編成×15本）。北陸線で運用している521系車両のデザインを継承しながら、七尾線を走る413系・415系と同様に輪島の漆塗りを連想させる茜色をラインカラーとして採用する。

　戸挟み検知装置などの最新の安全装置を装備するほか、北陸エリアでは車載型IC改札機を初搭載。これにより、七尾線の全線（津幡駅～和倉温泉駅）でICOCAの利用が可能となる。ただし、七尾駅～和倉温泉駅間の、のと鉄道の普通列車ではICサービスは利用できない。