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成田空港、鉄道/バスの最終便繰り下げや店舗営業時間延長など深夜の利便性向上施策
2019年8月29日 15:29
- 2019年8月29日 発表
NAA(成田国際空港)は8月29日、深夜時間帯の利便性向上に向けた取り組みについて発表した。
成田空港では県や周辺自治体との協議の末、A滑走路の運用時間を従来の23時までから0時までに延長することで合意。10月27日から始まる2019年冬期スケジュールから変更する。
これを受けて深夜フライトの誘致を進めるほか、空港内の免税店や物販店、飲食店の営業時間を延長。到着客に向けては、24時間営業のコンビニエンスストアに加えて、到着時免税店、手荷物宅配カウンターなどのサービス時間延長を行なう。
また、空港アクセスについても各交通事業者が拡充。
京成電鉄では、スカイライナーを日中時間帯に20分間隔で運行するほか、成田空港を23時20分に出発する便を新設。また、京成本線の在来線についても24時以降に出発する終電(普通・宗吾参道行き)を新設する。
JR東日本(東日本旅客鉄道)は、成田空港23時45分発の快速・千葉行きを運行する。
バスは、京成バスが23時55分~24時05分に成田空港を出発する幕張新都心行きと、24時15分~24時30分に出発する東京シャトル・東京駅行きを新設。このほか、東京や新宿方面へのバスアクセス拡充についてもバス事業者が検討しているという。