ニュース

KDDI、IoTセンサーで富士山の天気や駐車場の混雑を見える化

2019年7月8日 発表

気象情報・登山の快適度確認サービス
駐車場混雑状況確認サービス

 静岡県御殿場市、静岡県小山町、KDDI、KDDI総合研究所は、7月10日~9月10日の富士山の開山期間中に、IoT技術を活用して登山者向けに気象情報や駐車場の混雑状況を確認できるサービスを無料で提供する。

 気象情報・登山の快適度確認サービスでは、事前に気温や風速、レインコート指数などを確認できる。ウェザーニューズ協力のもと、「Mt.FUJI TRAIL STATION」や「富士山総合指導センター」などの施設や山小屋に気象観測センサーを設置することで、変わりやすい山の気象情報を確認できるようにした。

 駐車場混雑状況確認サービスでは、御殿場口新五合目第二・第三駐車場に車両用のIoTセンサーを設置。各駐車場の混雑状況を事前に確認できる。

 このほか、富士山周辺では、御殿場市のタクシー協会と連携し、翻訳機能を搭載したタブレットを使い、訪日外国人観光客向けに観光情報・翻訳タクシーサービスが提供される。また、赤岩八合館、砂走館の2つの山小屋では、スマホ決済サービスの「au PAY」「WeChatPay」「AliPay」が利用できるようになっている。

観光情報・翻訳タクシーサービス
スマホ決済サービスの利用イメージ