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KDDI、御殿場消防署にスマートドローン山岳救助支援システムを試験導入

2019年11月5日 発表

プロドローン製の山岳救助用ドローン「PD-4XM」

 御殿場市、御殿場市・小山町広域行政組合消防本部、KDDIの3者は11月5日、スマートドローン山岳救助支援システムを御殿場消防署に試験的に導入すると発表した。

 今回の取り組みでは、モバイル通信に対応したプロドローン製の山岳救助用ドローン「PD-4XM」を使用し、遭難者の位置や現場状況を素早く把握することに役立てる。期間は11月1日~25日で、御殿場口新五合目から獅子岩エリアをカバーする。

 また、ヤマップは、「KDDI IoTクラウド~Pocket GPS~」を登山者にトライアル提供する。Pocket GPSは、LPWA(Low Power Wide Area)による通信に対応しており、登山者の位置情報を記録したり、非常時にはSOS信号を送信したりできる。こちらの検証場所は、日本百名山を中心とする国内の主要な山岳地帯となっている。登山サービスの「YAMAP」の会員10名に対し、11月中旬~2020年5月31日の間、無償で貸与する。

ドローン山岳救助概要
ドローン山岳救助実施エリア
Pocket GPS端末
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