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キングジム、テプラを使って偕楽園の案内を多言語化。訪日外国人向け案内看板の制作過程を動画公開

PC用のラベル制作ソフトに翻訳機能搭載

2019年5月21日 発表

キングジムはテプラを使用して、茨城県とともに偕楽園の案内看板を多言語化した取り組みを動画で紹介

 キングジムは5月21日、ラベルライター「テプラ」を使って偕楽園の案内看板を多言語翻訳する茨城県との取り組みを紹介する動画「『テプラ』×茨城県 翻訳機能でOMOTENASHI」を公開した。

 テプラ専用のPCラベルソフト「SPC10」に搭載されている翻訳機能を活用したもの。同ソフトはPC上でラベルのレイアウトや文字編集を行なえるだけでなく、Google翻訳機能を活用した15か国語の多言語ラベルを作成する機能を持つ。

 動画では「立ち入り禁止」の看板の表示を理解できないために立ち入り禁止場所に入ってしまう外国人旅行者などの課題を示したうえで、テプラと茨城県がテプラを使った外国語ラベルを制作していく過程を紹介。偕楽園を「外国人に優しい観光地」へ変えていく様子を紹介している。

「テプラ」×茨城県 翻訳機能でOMOTENASHI
日本語のみの案内のため、内容を理解できない外国人旅行者が立ち入り禁止場所に入ってしまうという課題を例示
茨城県、偕楽園の担当者らがテプラを使って案内看板を多言語化した
ラベルライター「『テプラ』PRO SR970」
Windows用PCラベルソフト「SPC10」
Google翻訳を利用した15か国語への翻訳機能を備える