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気仙沼と大島を結ぶ「気仙沼大島大橋」開通。大島側の一番乗りは自転車?

2019年4月7日 15時開通

4月7日15時に開通した「気仙沼大島大橋」。気仙沼と大島を初めて橋で接続した

 4月7日15時、気仙沼と大島を結ぶ「気仙沼大島大橋」が開通した。気仙沼大島大橋は以前から計画はあったものの、2011年の東日本大震災時に大島地区の住民が長時間孤立したことから必要性が再認識され、ついに開通にこぎつけた橋になる。

 開通式は午前中から行なわれ、12時半過ぎに終了。そこから、供用開始時刻の15時へ向けて準備作業が始まった。道路封鎖は、一般道への取り付け道路入口で行なわれており、15時まで一般車は入れない状態。記者は大島側で取材をしており、大島側の一番乗りを確認すると、封鎖解除後最初に道路に入ったのは、警察車両に続いて自転車の集団。そこにマツダ「ロードスター」など一般車が続いた。

海から見た「気仙沼大島大橋」

 橋へ到着するころにはクルマに抜かれていたと思うが、大島側の開通区間全体での一番乗りは自転車だった。

15時少し前に封鎖ゲートの撤去作業が始まった
封鎖を行なっていた警察車両が取り付け道路を上っていく
一番乗りは自転車。橋を使ったサイクリングを楽しみに島に来ていたと思われる
この時点までは、確かに自転車が1番手
家を超えた辺りでマツダ「ロードスター」に並ばれている。橋に到着するまでには、抜かれたのではないだろうか?

 ちなみに10分後に、大島側から橋を通過。どこかでUターンして橋へ戻ろうとは思ったものの、気仙沼側からの車両で大渋滞。その渋滞は大島から気仙沼のフェリー埠頭まで続いていたため、大島への大島航路が4月7日で終了してしまう大島汽船で帰島した。