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ANA、桃の節句にひなまつりフライト。地上も機内も女性スタッフ中心で作り上げて運航

2019年3月3日 実施

ANAが運航に携わるスタッフを女性中心で構成した「ひなまつりフライト」を実施

 ANA(全日本空輸)は3月3日、パイロット(運航乗務員)、CA(客室乗務員)、グランドスタッフ、整備士、グランドハンドリングスタッフ、ケータリングスタッフなど、運航に携わるスタッフを女性中心で構成した「ひなまつりフライト」を実施した。ANAグループ共同で実施するようになって、今回が6回目。

 対象便は11時15分羽田発石垣行きのNH91便で、機材は335席仕様のボーイング 787-8型機(登録記号:JA821A)。乗務する機長と副操縦士、CA 7名ももちろん女性スタッフで、搭乗口の61番ゲートでは当該便がひなまつりフライトであることをアナウンス。搭乗案内が始まるまでの間には、女性地上スタッフがアメとラムネを配って回ったほか、フォトスポットでの記念撮影に応じるなど、特別な1日の雰囲気を盛り上げた。

羽田発石垣行きのNH91便が「ひなまつりフライト」に
ひなまつりフライトに携わったのはパイロット、CA、グランドスタッフ、整備士、グランドハンドリングスタッフ、ケータリングスタッフなど
ひなまつりフライトであることを説明しつつ、搭乗を待つ利用者にアメとラムネを配った

 搭乗が始まるとPBB(旅客搭乗橋)でひなあられ、巾着、ステッカーの入った記念品を利用者一人一人に配布。当日は雨脚の強い空模様だったが、駐機場ではひなまつりフライトを作り上げた女性スタッフが横断幕を掲げて出発を見送った。

 NH91便は11時16分にブロックアウト、ほぼ満席の332名(+幼児7名)を乗せて、11時35分に石垣へ向けて離陸した。

記念品はひなあられ、巾着、ステッカー
搭乗橋にも装飾を施していた
利用者一人一人に記念品を手渡す
出発を待つNH91便
記念品を配ったスタッフは窓越しに見送り
貨物のコンテナにも装飾を施してあった