ニュース
FDA、セントレア発着の「改元チャーターフライト」。愛知県大村知事へ企画を報告
5月1日未明に出発、富士山や日の出を鑑賞
2019年3月1日 18:44
- 2019年3月1日 表敬訪問
- 2019年5月1日 フライト実施
FDA(フジドリームエアラインズ)代表取締役社長の三輪德泰氏と、セントレア(中部国際空港)代表取締役社長の友添雅直氏は3月1日、愛知県知事の大村秀章氏を表敬訪問し、セントレア発着の「改元チャーターフライト」をFDAが実施することを報告した。
FDAの三輪德泰社長は時間を設けてくれた大村秀章知事に感謝を述べ、「改元チャーターフライト」について説明した。FDAは通常、小牧空港(県営名古屋空港、6時~22時営業)を拠点としているが、24時間営業しているセントレアを使い5月1日未明に出発し、富士山や日の出を見ながらの遊覧飛行を楽しむチャーターフライトを「改元という非常に稀な機会」に合わせて企画したという。
フジドリームエアラインズ×中部国際空港「改元チャーターフライト」概要
発売日: 2019年3月5日12時~
運航日: 2019年5月1日
出発・到着地: セントレア(中部国際空港)
スケジュール: セントレア(03時45分)発~富士山上空遊覧~セントレア(05時30分)着
使用機材: エンブラエル 175型機(84席)
定員: 60名 ※定員に達し次第販売終了
旅行代金: 2名2席利用7万5800円、1名2席利用7万2000円 ※大人・子供同額
Webサイト: フジドリームエアラインズ×中部国際空港「改元チャーターフライト」
セントレアの友添雅直社長が「改元という重要なタイミングでセントレアで実施していただくことを心から歓迎」と述べ、「24時間空港を早朝に活用するというよいチャレンジになり、これを機会にさらに皆さまにセントレアをご活用いただければ」と希望を述べた。
また、「この場をお借りして愛知県の皆さまや大村秀章知事にお礼を申し上げたい」と話し、2018年10月12日にオープンした「FLIGHT OF DREAMS(フライト・オブ・ドリームズ)」に続き、2019年はLCCターミナルビルや愛知県国際展示場が完成する予定であり、「皆さまのご期待に応えられるように、中部地域に貢献できるようにしていきたい」と語った。
「改元チャーターフライト」の説明に、大村秀章知事は「すばらしい企画だと思います」と受けて、「ぜひ新しい時代にふさわしい、すばらしいフライトにしていただきたい」と激励した。また、数年前にセントレア発着の初日の出フライトに搭乗した経験があることに触れ、飛行機の窓から広がる景色に感動した思い出などを語り合った。
表敬訪問を終えたFDAの三輪德泰社長は囲み取材に対応した。チャーター便ではなく定期便をセントレアで運航する可能性や、新たな拠点化の可能性などに質問が集中したが、「FDAはまだまだ若い会社」「メンテナンスなどを考えるとハードルは高い」「チャーター便で様子を見ながら」と述べるにとどめた。
「改元チャーターフライト」に向けては、「改元というタイミングなので、新しい気持ちで日の出を見ていただければ。機内でみんなでお祝いできれば」と思いを語った。「改元チャーターフライト」の乗客には、記念品の配布などを企画しているとのことだ。