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ANA、太宰府天満宮「梅の使節」を東京に運んで38回目。福岡空港で「梅鉢の手渡し式」を実施

2019年2月13日 実施

ANAが太宰府天満宮「梅の使節」ならびに梅鉢を東京に運び、ひと足早い春の香りを届ける

 ANA(全日本空輸)は毎年2月、福岡県の太宰府天満宮から東京へ派遣される「梅の使節」と、各地に届けられる梅鉢の輸送サポートを行なっている。2019年で38回目を迎えた。

 福岡空港国内線ターミナルの搭乗ロビーでは「梅鉢の手渡し式」を実施。9時発の羽田空港行きANA244便に合わせて、12番ゲート前では太宰府天満宮の神職と巫女からANAのCA(客室乗務員)とグランドスタッフに梅鉢が託された。

「梅の使節」は、2月13日~14日の2日間で、東京都内5か所を訪問する。行程には、安倍内閣総理大臣への表敬訪問や福岡県東京事務所などが含まれている。訪問箇所以外にも梅鉢が届けられるとのことで、紅白合わせて37鉢が事前に預け入れられた。

「梅鉢の手渡し式」は、神職の修祓(しゅばつ)から始まり、巫女らからANAスタッフへ梅鉢を手渡して終了。8時40分には優先搭乗が始まった。ANA244便(ボーイング 777-200型機、登録記号:JA704A)は、定刻どおりの9時ちょうどにプッシュバックを開始。乗客400名(うち幼児1名)を乗せ、9時18分に東京・羽田空港へ向け、16滑走路より離陸した。

「梅鉢の手渡し式」は12番ゲート前にて行なわれた
ゲート前に準備された梅鉢
太宰府天満宮の梅の木から切り出されている梅鉢。接ぎ木されて3年ほどのものが使用される
「梅鉢の手渡し式」がスタート
修祓(しゅばつ)
「梅の使節」が梅鉢を手にする
ANAスタッフに託す
ANAのCAとグラウンドスタッフが梅鉢を機内へ運ぶ
ANA244便(ボーイング 777-200型機、登録記号:JA704A)
8時40分、優先搭乗開始
9時18分、羽田空港へ向け16滑走路より離陸