ニュース
2018年のボジョレー・ヌーヴォーがJAL便で羽田に到着。今年は「いちごとブルーベリーをバスケットに詰めたような魅力的な香り」
2018年10月27日 21:47
- 2018年1月27日 到着
10月27日早朝、2018年産ボジョレー・ヌーヴォーを積んだJAL(日本航空)のJL42便がロンドンから羽田空港に到着した。
フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区。この地で生産されるワインの新酒がボジョレー・ヌーヴォー。解禁日は例年11月の第3木曜日午前0時と定められおり、今年は11月15日がその日となっている。
この“初荷”の荷主となるサントリーワインインターナショナルによると、JL42便に積まれていたのは「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」750mLと1500mLの各ボトルおよび、「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ロゼ ヌーヴォー ボジョレー パーティ」750mLと375mLボトルの計4種。内訳は750mLが1584本、375mLが1080本、1500mLが360本で合計約3.6トンとなる。このあと、時間差で成田、関西、中部、福岡に、さらに後日新千歳にも到着し、合計116万本、1184トンが輸入されることになるという。
JL42便が国際線ターミナル113番スポットに到着すると、初荷を積んだパレットが前方貨物室から降ろされ、ドーリーでTIACT(東京国際エアカーゴターミナル)の生鮮棟へ。税関の開始を待って通関検査が実施された。
通関検査終了後、サントリーワインインターナショナル 輸入ブランド部長 綾木徹氏により、2018年のジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヌーヴォーが紹介された。綾木氏はまずブドウの収穫状況に触れ、「2018年はブドウにとって理想的な年になった。春先から適度な雨が降り大地によい影響を与え、夏から収穫時期まで晴天に恵まれた。提携先からも理想的なブドウが収穫できたと報告を受けた」とコメント。その結果、「フレッシュないちごと完熟したブルーベリーをバスケットに詰めたような魅力的な香りで、丸みを帯びたなめらかな味わい」に仕上がっているとした。