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JALと北海道エアシステム、札幌丘珠空港でFacebookページファン感謝イベントを開催
クイズ大会やFacebook制作裏話、格納庫ナイトツアーなどでファンと交流
2018年9月3日 22:08
- 2018年9月1日 開催
JAL(日本航空)とHAC(北海道エアシステム)は9月1日、抽選で選ばれたJALの公式Facebookページのファンが対象の「JAL & HAC Facebookページファン感謝イベント in 丘珠」を開催した。
参加者はJALとHACの公式FacebookページやJALのWebサイトで募集し、応募者のなかから抽選で選ばれた50名が会場となる札幌丘珠空港ビル2階に招待された。多くが北海道からの参加だったが、なかには羽田空港からJAL便で三沢空港に飛び、三沢から丘珠までHAC便で来たという熱心なファンも参加していた。
Facebookチームの紹介とあいさつののち、「JAL & HAC Facebookページクイズ大会」が行なわれた。
北海道で開催しているということで海鮮丼にちなんだ「いくら」「うに」「かに」「えび」「ほたて」「ほたるいか」の6チームに分かれ、JALとHACのFacebookページにまつわる全7問の選択問題に挑むというもの。
問題は簡単な二択問題から普段からFacebookをチェックしていないと解らないような難問も登場。参加者は相談しながらチームごとに回答していき、順位に応じてペーパークラフトやトートバック、スーツケースベルトなどのJALグッズが賞品としてプレゼントされた。
続いて「機内ブリーフィング体験」では、HAC機長の齊藤一之氏とCA(客室乗務員)の江森遥日氏が丘珠発釧路行き2865便のフライト前に行なう打ち合わせを再現。参加者はCAになりきって、事前に手渡されていたしおりに各空港の天気・気温やシートベルトサイン再点灯の時間、フライト時の高度や速度などのデータを記入していく。
ブリーフィングの答え合わせでは、スライドに表示された正解に食い違っている部分があるハプニングがあったが、齊藤機長は「私は間違ってませんよ?」と司会と顔を見合わせ答えをその場で修正する機転を見せ、会場の笑いを誘っていた。
また、フライトやブリーフィングに関する豆知識や質問に答える時間も設けられた。
JALとHACのFacebookページ作成の裏話などをスライドなどで紹介するコーナーでは、JALが協賛しているスポーツ選手たちなど有名人との撮影時の逸話や、Facebookでは公開していない有名選手のNGシーンまで紹介。
JALのFacebookページでは、エイプリルフールの「ウソのような本当の企画」として、旧型のエコノミーシートをJALの整備士が加工し、機体に使われているものと同じデザインのカーペットを使って、一般家庭でも使えるよう床が傷つかないようにして、本当にプレゼントしたという後日談も紹介され、参加者たちから驚きの声が上がった。
また、HACのFacebookページでお馴染みの毎週金曜日に手書きのボードで週末の空席状況を知らせる記事の紹介では、参加者のなかから一組が撮影に参加できるという企画も行なわれるなど、日頃チェックしているFacebookページがどのようにして作られているかを知る滅多にない機会となった。
休憩をはさんで行なわれた「格納庫ナイトツアー」では、HACの格納庫でフライトを終えたHACのサーブ340B型機がトーイングされてくる様子を見学したほか、整備などで使われている機材や機体各所の説明、また実際にサーブ340B型機に乗り込み客席やコクピットなどで記念撮影が行なわれた。
普段一般人は入ることのできない場所での見学とあって、参加者は熱心にスタッフの説明を聞いたり写真撮影などを楽しんだりしていた。