ニュース

ラタム航空、新ビジネスクラスシートや機内食、LATAMアプリなどをセミナーで紹介

2018年8月28日 開催

ラタム航空は都内で日本の旅行業者向けにセミナー&懇親会「Vamos LATAM 2018」を開催し、同社のサービスなどを紹介した

 チリに拠点を置くラタム航空は8月28日、都内で日本の旅行業者向けにセミナー&懇親会「Vamos LATAM 2018」を開催し、同社のサービスなどを紹介した。

 登壇したラタム航空グループ 日本地区副支社長の山田剛氏は、出席者に感謝を述べたあと、「Vamos」はスペイン語/ポルトガル語で、英語にすると「Let's Go」にあたる言葉であり、現在同社は「Vamos LATAM」をキャッチフレーズにマーケティング活動を行なっていると説明。

 ラタム航空のWebサイトでも「Vamos LATAM」のメニューをクリックすると、南米の観光、グルメ、ショッピングなどさまざまな情報を見ることができるとのこと(Webサイトは日本語非対応。英語などで確認できる)。

ラタム航空グループ 日本地区副支社長 山田剛氏
セミナーパートではラタム航空を紹介するムービーが流れた。ラタム航空は約4万3000人のスタッフが働き、303の機材を保有。25か国、140都市に就航し、1日1万3000回以上のフライトを行なっている
「Vamos」はスペイン語/ポルトガル語で、英語にすると「Let's Go」にあたる言葉であり、現在同社は「Vamos LATAM」をキャッチフレーズにマーケティング活動を行なっている
ラタム航空のWebサイトで「Vamos LATAM」のメニューをクリックすると、南米の観光、グルメ、ショッピングなどさまざまな情報を見ることができる

 また、ラタム航空ではスマートフォン・タブレット向けアプリ「LATAM PLAY」と「LATAM」を提供している。LATAM PLAYは機内エンタテイメントコンテンツをWi-Fiを通じて利用するためのもので、80を超える映画、300種類の動画、2800曲を超える音楽などを無料で楽しむことができる。ただし機内Wi-Fiはインターネットには接続できないため、搭乗前にアプリをインストールしておく必要がある。LATAMはオンラインチェックインやボーディングパスの表示、フライトステイタスの確認を行なえるアプリで、デザインを刷新したばかり。

LATAM PLAYは機内エンタテイメントコンテンツをWi-Fiを通じて利用するためのもの
LATAMはオンラインチェックインやボーディングパスの表示、フライトステイタスの確認を行なえる

 2017年10月からラタム航空は、7時間を超える国際線でのエコノミークラスの機内食を刷新している。昼食・夕食は「温かいお食事」「ベジタリアンミール」「軽めの冷菜」の3種類から、朝食は「甘いお食事」「塩味のお食事」の2種類から選ぶことができる。

2017年10月からラタム航空は、7時間を超える国際線でのエコノミークラスの機内食を刷新している
昼食・夕食は「温かいお食事」「ベジタリアンミール」「軽めの冷菜」の3種類から、朝食は「甘いお食事」「塩味のお食事」の2種類から選ぶことができる

 今後2年間、440億円を投資してビジネスクラスのシートのアップグレードを図る計画とのことで、シートの配置は1-2-1、すべての席が通路にアクセスでき、従来よりプライバシー空間を意識したものになるという。もちろん180度のフルフラットになる。中央の2席はシートが離れたものと近いものが交互に並んでおり、1人客にも2人客にも対応できる。

ラタム航空の従来のビジネスクラスシート
ラタム航空の新しいビジネスクラスシート。シートの配置は1-2-1、すべての席が通路にアクセスでき、従来よりプライバシー空間を意識したものになる
180度のフルフラットになる