ニュース

JR各社、2018年お盆期間中の指定席予約状況発表。ピークは下りが8月11日、上りは15日

2018年8月9日~19日 お盆期間

JR各社は8月9日~19日のお盆期間の予約状況を発表

 JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR東海(東海旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR四国(四国旅客鉄道)、JR九州(九州旅客鉄道)のJRグループ6社は、7月25日時点でのお盆期間11日間(8月9日~19日)の指定席予約状況を発表した。

 各社のピークはおおむね下りが8月11日、上りが15日としているが、日付や時間帯によっては座席に空きがあり、利用の際は早めの予約を呼びかけている。

JR北海道

 北海道新幹線のピークは新函館北斗駅着が8月11日、新函館北斗駅発が15日。在来線は札幌駅発着ともに11日となっている。

提供席数(新幹線):23万2806席(前年比101.6%)
提供席数(在来線):15万6000席(前年比97.2%)
提供席数(合計):38万8806席(前年比99.8%)

予約席数(新幹線):6万4452席(前年比90.3%)
予約席数(在来線):4万694席(前年比98.6%)
予約席数(合計):10万5146席(前年比93.3%)

予約率(新幹線):27.7%
予約率(在来線):26.1%
予約率(合計):27.0%

JR北海道の新幹線の予約状況
JR北海道の在来線の予約状況

JR東日本

 JR東日本では、下りのピークは8月11日、上りのピークは8月15日としている。下りは8月10日~12日に出発する東北新幹線「はやぶさ」「はやて」、秋田新幹線「こまち」、8月11日の山形新幹線「つばさ」が終日満席。そのほかの列車は11日の午前に東京駅を出発する列車がほぼ満席となっているとのこと。

 上りは15日に各駅を出発する「はやぶさ」「はやて」「こまち」「つばさ」が混雑しているが、ほかの日は一部を除き席に余裕があるという。

提供席数(新幹線):266万席(前年比102%)
提供席数(在来線):141万席(前年比99%)
提供席数(合計):407万席(前年比101%)

予約席数(新幹線):118万席(前年比101%)
予約席数(在来線):25万席(前年比100%)
予約席数(合計):143万席(前年比101%)

予約率(新幹線):44.3%
予約率(在来線):17.7%
予約率(合計):35.1%

JR東日本の発車日別の予約状況

JR東海

 JR東海の下りのピークは新幹線・在来線ともに8月11日、上りのピークは新幹線が15日、在来線特急は11日と予想している。

 東京駅の下りの新幹線は、11日に東京駅を出発する列車がほぼ満席となっているほか、10日および12日に東京駅を出発する東海道新幹線「のぞみ」に混雑が見られる。上りは、15日の午後に東京駅に到着する「のぞみ」に混雑が見られるものの、そのほかの列車は一部を除き席に余裕があるとのこと。

 静岡駅では、下りで11日の午前に静岡駅を発着する「ひかり」でほぼ満席となっているが、上りは一部を除き、いずれの日も席に余裕がある。

 名古屋駅の下りの新幹線は、11日の午前に同駅を発着する「のぞみ」「ひかり」がほぼ満席、12日の午前に発車する「のぞみ」「ひかり」で混雑が見られる。特急は、11日の午前に発車する「しなの」「しらさぎ」がほぼ満席となっている。

 一方、上りは15日の午後に名古屋駅に到着する「のぞみ」に混雑が見られるが、ほかの列車で一部を除き、席に余裕があるという。なお、特急「ひだ」については、大雨による土砂流入の影響を受け予約は受け付けていない。

 新大阪駅では11日の午前に東京駅を発車し、新大阪駅に向かう下り新幹線がほぼ満席。上りは一部を除き席に余裕があるとしている。

提供席数(新幹線):422万席(前年比102%)
提供席数(在来線特急):20万席(前年比99%)
提供席数(合計):442万席(前年比102%)

予約席数(新幹線):154万席(前年比102%)
予約席数(在来線特急):7万席(前年比109%)
予約席数(合計):161万席(前年比102%)

予約率(新幹線):36.5%
予約率(在来線):35%
予約率(合計):36.4%

JR東海の指定席予約席数

JR西日本

 東海道/山陽新幹線下りの「のぞみ」「ひかり」では、8月10日の9時ごろ~15時ごろと18時以降、11日の18時ごろまで、12日の15時ごろまで、13日の9時ごろから~12時ごろまでに新大阪駅を出発する列車に混雑が見られるという。特に、11日と12日を中心にほぼ満席の列車が多く見られ、自由席も大変な混雑が予想されるとのこと。

 上りは14日の15時ごろ~18時ごろ、15日の12時ごろ~21時ごろ、16日の12時ごろ~18時ごろまでに新大阪駅へ到着する列車に混雑が見られるとしている。

 山陽/九州新幹線下りの「みずほ」「さくら」では、9日の9時ごろ~12時ごろ、10日、11日の終日、12日の18時ごろまで、13日の15時ごろまでに新大阪駅を出発する列車に混雑が見られる。特に11日、12日を中心にほぼ満席の列車が多く見られ、自由席についても大変な混雑が予想されるという。

 上りは11日の15時ごろまで、13日の15時~21時ごろ、14日の15時以降、15日の12時以降、16日の12時ごろ~21時ごろ、17日の12時ごろ~18時ごろ、8月18日の15時ごろ~18時ごろまでに新大阪駅へ到着する列車に混雑が見られるが、そのほかの時間帯では席に余裕があるという。

 北陸新幹線の下りは、11日の18時ごろまでに金沢駅へ到着する列車に混雑が見られるほか、上りでは14日の12時ごろ~18時ごろ、15日の12時ごろ~15時ごろまでに金沢駅を出発する列車に混雑が見られるとのこと。

 在来線の下りは、11日の12時ごろまでに大阪駅を出発する「サンダーバード」と、11日、12日の18時ごろまで、13日の12時ごろまでに大阪駅を出発する「スーパーはくと」に混雑が見られる。上りについては、14日の12時ごろ~最終、15日、16日の12時ごろ~18時ごろまでに大阪駅に到着する「スーパーはくと」に混雑が見られるという。

提供席数(全体):339万2000席
予約席数(新幹線):104万2000席(前年比98%)
予約席数(在来線):18万席(前年比98%)
予約席数(合計):122万3000席(前年比96%)
予約率:36%

JR西日本の日別予約状況

JR四国

 JR四国は、下りのピークは8月11日、上りは15日としている。特急「しおかぜ」の下り(岡山から松山方面)は岡山駅を11日の9時~15時台に出発する列車の指定席がほぼ満席、上り(松山から岡山方面)は松山駅を15日の8時~13時台に出発する列車の指定席が満席に近づいている。

 特急「南風」の下り(岡山から高知方面)は、11日6時~16時台の指定席がほぼ満席、上り(高知から岡山方面)は15日の9時~17時台の指定席がほぼ満席となっている。

提供席数:20万1000席(前年比100.2%)
予約席数:5万7000席(前年比88.6%)
予約率:28.4%

JR四国の予約率状況

JR九州

 JR九州では、下りは8月11日、上りは15日にピークを迎えると予想している。山陽新幹線直通の「みずほ」「さくら」では、下り(熊本・鹿児島中央方面)が10日の昼と11日の早朝~夕方、12日の朝と昼の予約が多くなっている。上り(博多・新大阪方面)は、14日と15日の昼に予約が多くなっているとのこと。

 また、九州内を走る「さくら」「つばめ」の下り(熊本・鹿児島中央方面)は、「さくら」が10日の昼、11日と12日の朝~夕方、13日の昼、「つばめ」は11日の昼に予約が多くなっている。上り(博多方面)は14日と15日の夕方に「さくら」の予約が多くなっている、

 在来線の下り(佐賀、長崎、佐世保、ハウステンボス方面)は、「かもめ」は10日の昼、11日の朝、12日の朝~昼、「みどり」は10日の昼、11日の早朝~夕方、12日の朝と昼、13日の昼、「ハウステンボス」は11日の早朝~夕方、12日の朝と昼、13日~16日の朝に予約が多くなってきている。

 上り(博多方面)の「かもめ」は16日の朝と昼、「みどり」は15日~17日の朝と昼、「ハウステンボス」は12日~14日の夕方に予約が多くなっている。

 また大分・宮崎方面を運行する「ソニック」はいずれの時間帯のまだ席に余裕があるが、「にちりん」は10日の夜、11日の朝~夕方、12日の昼~夕方に予約が多くなっている。小倉・博多方面は「ソニック」「にちりん」ともに余裕があるとのこと。

提供席数:65万0000席(前年比102.6%)
予約席数:24万9000席(前年比101.4%)
予約率:38.3%

日別予約状況