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JR各社、2017年度お盆期間の指定席予約状況を発表
下りのピークは8月11日、上りのピークは15日/16日
2017年7月29日 00:00
- 2017年8月10日~17日 お盆期間
JR北海道(北海道旅客鉄道)、JR東日本(東日本旅客鉄道)、JR東海(東海旅客鉄道)、JR西日本(西日本旅客鉄道)、JR四国(四国旅客鉄道)、JR九州(九州旅客鉄道)のJRグループ6社は、7月25日時点のお盆期間8日間(8月10日~17日)の指定席予約状況を発表した。
各社のピークはおおむね下りが8月11日、上りが15日もしくは16日としているが、日付や時間帯によっては座席に空きがあり、利用の際は早めの予約を呼びかけている。
JR北海道
北海道新幹線のピークは新函館北斗着が8月11日、新函館北斗発が15日。在来線は札幌駅発着ともに11日となっている。
提供席数(新幹線):17万2797席(前年比96.1%)
提供席数(在来線):11万9768席(前年比101.9%)
提供席数(合計):29万2565席(前年比98.4%)
予約席数(新幹線):5万5607席(前年比84.3%)
予約席数(在来線):3万2534席(前年比96.2%)
予約席数(合計):8万8141席(前年比88.4%)
予約率(新幹線):32.2%
予約率(在来線):27.2%
予約率(合計):30.1%
JR東日本
JR東日本では、下りのピークは8月11日、上りのピークは8月15日としている。下りは8月10日~12日に出発する東北新幹線「はやぶさ」「はやて」、秋田新幹線「こまち」、山形新幹線「つばさ」が終日満席。そのほかの列車は11日と12日の午前に東京駅を出発する列車がほぼ満席となっているとのこと。
上りは13日~16日に各駅を出発する「はやぶさ」「こまち」「つばさ」でほぼ満席となっているが、午前に出発する列車やほかの日で席に余裕があるという。
提供席数(新幹線):196万席(前年比99%)
提供席数(在来線):105万席(前年比102%)
提供席数(合計):301万席(前年比100%)
予約席数(新幹線):94万席(前年比107%)
予約席数(在来線):20万席(前年比114%)
予約席数(合計):113万席(前年比108%)
予約率(新幹線):48.0%
予約率(在来線):19.0%
予約率(合計):37.5%
JR東海
JR東海は、下りのピークは新幹線・在来線ともに8月11日だが、上りのピークは新幹線が15日、在来線特急は13日と予想している。
東京駅の下りの新幹線は、11日に東京駅を出発する列車はほぼ満席、12日の午前中も混雑が見られる。上りでは、15日の午後に東京駅に到着する東海道新幹線「のぞみ」に混雑が見られるが、そのほかの日付けではまだ空きがあるとのこと。
静岡駅では、下りで11日の午前に静岡駅を発車する「ひかり」でほぼ満席となっているが、上りは一部を除き、席に余裕がある。
名古屋駅の新幹線下りは11日と12日の午前中に名古屋駅を発車する「のぞみ」「ひかり」に混雑が見られる。上りは15日の午後に名古屋駅に到着する「のぞみ」に混雑が見られる。
在来線は、11日の午前に名古屋を出発する特急「しなの」がほぼ満席。また11日および12日の午前に名古屋駅を出発する特急「しらさぎ」もほぼ満席となっている。
新大阪駅では11日の午前に東京駅を発車し、新大阪駅に向かう下り新幹線はほぼ満席。上りは一部を除き席に余裕があるとしている。
提供席数(新幹線):304万席(前年比101%)
提供席数(在来線特急):20万席(前年比101%)
提供席数(合計):324万席(前年比101%)
予約席数(新幹線):120万席(前年比111%)
予約席数(在来線特急):6万席(前年比113%)
予約席数(合計):126万席(前年比111%)
予約率(新幹線):39.5%
予約率(在来線):30.0%
予約率(合計):38.9%
JR西日本
山陽新幹線の下りは、「のぞみ」が8月10日の9時~15時、11日の始発~18時、12日の始発~15時まで、「みずほ」「さくら」は10日の始発から12日の夕方にかけて新大阪駅を発車する列車が満席に近づいている。特に11日の始発~18時までに新大阪駅を出発する列車はほぼ満席とのこと。
上りは、「のぞみ」「みずほ」「さくら」を中心に15日の昼ごろ~21時まで、また16日の昼ごろ~18時にかけて新大阪駅に到着する列車が満席近い状態であり、「みずほ」「さくら」については11日の始発~15時と14日の午後に新大阪駅に着く列車が徐々に満席になりつつある。
北陸新幹線の下りは、11日の始発~18時までと12日の昼ごろ~15時までに金沢駅に到着する「かがやき」「はくたか」が満席に近づいている。また上りは、8月13日~15日の各日昼ごろ~18時までに金沢駅を出発する「かがやき」「はくたか」が徐々に満席に近づいているとのこと。
在来線の下りは11日と12日の午前中に大阪駅を出発する「サンダーバード」と、11日と12日の始発~18時、13日の午前中に大阪駅を出発する「スーパーはくと」が満席になりつつある。上り線については、14日~16日の昼ごろから18時までに大阪駅に到着する「スーパーはくと」が徐々に満席に近づいている。
提供席数(全体):255万2000席
予約席数(新幹線):85万8000席(前年比107%)
予約席数(在来線):16万7000席(前年比106%)
予約席数(合計):102万5000席(前年比107%)
予約率:40.2%
JR四国
JR四国は、下りのピークは8月11日、上りは15日としている。特急「しおかぜ」の下りは岡山駅を11日の8時~16時台に出発する列車の指定席がほぼ満席、上りは松山駅を15日の9時~17時台に出発する列車の指定席がほぼ満席となっている。
特急「南風」の下り(岡山から高知方面)は、11日7時~16時台と19時~20時台の指定席がほぼ満席、上り(高知から岡山方面)は15日の9時~17時台の指定席がほぼ満席となっている。
提供席数:14万9000席(前年比100.9%)
予約席数:5万4000席(前年比106.4%)
予約率:36.2%
JR九州
JR九州では、下りは8月11日、上りは15日と16日にピークを迎えると予想している。山陽新幹線直通の「みずほ」「さくら」では、下り(熊本・鹿児島中央方面)が11日と12日の午前中、上り(博多・新大阪方面)は15日の昼ごろまでと16日の昼ごろに予約が多くなっている。また 九州内を走る「さくら」「つばめ」の下り(熊本・鹿児島中央方面)は、11日の朝~夕方と12日の昼までの時間帯、上り(博多方面)は15日の夕方と16日の早朝に予約が多くなっている。
在来線の下り(佐賀、長崎、佐世保、ハウステンボス方面)は、「かもめ」は11日および12日の朝~夕方と13日の昼ごろまで、「みどり」は10日の昼、11日~13日の朝と昼、「ハウステンボス」は11日~13日の朝と昼、14日と17日の朝に予約が多くなっている。
上り(博多方面)は、「かもめ」は11日の朝、15日の昼、16日の昼ごろまでの時間帯と17日の夕方、「みどり」は14日と15日の朝、16日の朝~夕方、17日の朝の時間帯、「ハウステンボス」は15日の夕方に予約が多くなっている。
また大分・宮崎方面は「ソニック」が11日と12日の朝、「にちりん」は11日の朝に予約が多くなっており、小倉・博多方面は「ソニック」が15日の夕方、「にちりん」が15日の朝と夕方、16日に早朝に予約が多くなっている。
提供席数:47万1000席(前年比101.3%)
予約席数:19万6000席(前年比112.8%)
予約率:41.7%