ニュース

ハワイ島「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」6月26日開業。プリンスホテルが50億円で全面改装

2018年6月26日(現地時間) 開業

プリンスリゾーツハワイインクがハワイ島で「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」を開業した

 西武HD(ホールディングス)グループのプリンスリゾーツハワイインクは、ハワイ州ハワイ島で運営するホテル「ハプナビーチプリンスホテル」を「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」に名称変更、6月26日(現地時間)にリニューアルオープンした。ブランドの変更は、同ホテルの主な市場となっている北米からの利用者に対し、「訴求をより効果的に行なう」狙いがあるとする。

 リニューアルに際して、「ウェルネス アンド リラクゼーション」をコンセプトに約4600万ドル(約50億円)を投じており、ロビー、客室、レストランなど全面改装を施している。なお、ロビーなどは2月の時点で完成しており、6月を予定していた客室の改装完了をもって今回の開業に至った。

ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート

開業日:2018年6月26日(現地時間)
所在地:62-100 Kauna'oa Drive, Kohala Coast, HI 96743
階数:地上6階
客室数:249室
付帯設備:ゴルフ場、ショップ、レストラン、プール
敷地面積:約114万m2

 客室は、改装前の350室からスイート17室、レギュラールーム232室の計249室に変更。ハワイ島北西のコハラ地区で「最も広いタイプの客室を有して」いるという。また、すべての客室にウェスティンが独自開発した「ヘブンリーベッド」を採用している。

 ロビーはオープンエアで自然環境を取り入れており、ハワイ島の花や植物を配置したグリーンカーテンを設けたほか、島内の自然と模様をモチーフにしたデザインをインテリアとして用いている。

 レストランはメインダイニングの地中海料理レストラン「メリディア」、カジュアルレストラン「ナウパカ ビーチ グリル」、屋外レストラン「イケナ ランディング」、バリスタバー「ピコ コーヒー+バー」を配置。いずれもオープンエアのスペースを設けた。また、大人専用のプールを新設。プライベートスペース(カバナ)やラウンジ、水中チェアなどを用意する。

 今回のリニューアルではウェルネスプログラムの充実も掲げており、オープンエアのフィットネススタジオに加えてクロスフィットスタジオも設置。スポーツギアの貸し出しなども行なうという。

全客室でヘブンリーベッドを採用
オープンエアで自然環境を取り入れたというロビー
メインダイニング「メリディア」は地中海料理レストラン
カジュアルレストラン「ナウパカ ビーチ グリル」
屋外レストラン「イケナ ランディング」
バリスタバー「ピコ コーヒー+バー」
プール