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見て食べてタイを楽しむ「第19回タイ・フェスティバル2018」開幕。東京は5月12日~13日
タイ国政府観光庁、タイ国際航空、タイ・エアアジアXなども出展
2018年5月12日 17:26
- 2018年5月12日~13日 開催
在東京タイ王国大使館が主催する「第19回タイ・フェスティバル2018」が開幕した。東京のほか仙台、静岡、名古屋、大阪など主要都市で開催を予定しており、東京会場は代々木公園で5月12日と13日に開催する。開場時間は2日とも10時から20時。
「タイ・フェスティバル」はタイの文化を日本に紹介する大規模なイベントで、会場内のブースではタイ料理や特産品などを食べたり購入したりできるほか、ステージではタイから来日したアーティストによるパフォーマンスなどが行なわれる。ステージプログラムやブース配置についてはパンフレット(PDF)で確認していただきたい。パンフレットには飲食ブースの主なメニューも書かれている。
初日の10時には、ステージで開会式を行なった。主催者を代表して登壇した駐日タイ王国特命全権大使のバンサーン・ブンナーク氏は、「タイ・フェスティバルは今年で19回目ですが、新しい試みとして、タイ政府の新しい政策を見ていただけるブースを用意しました。どうぞ皆さん楽しんでください」とあいさつ。
タイから来日した観光・スポーツ大臣のウィーラサック・コースラット氏は、「日本のタイ・フェスティバルに参加するのは3回目ですが、日本とタイの友好のシンボルともいえるこのイベントに参加できて光栄です。日本からの観光客の皆さんには大変感謝しており、特別な意味を持っています。2017年は150万人の日本人がタイを訪れました。タイの地方にまで目を向けてくれていることをうれしく思います」と謝辞を述べた。
日本側の代表として登壇したのは内閣総理大臣補佐官 宮腰光寛氏で、「私は日本の農林水産品や酒の輸出を担当しておりますが、今回初めて琉球泡盛のブースを出店させてもらいました。600年前にタイから伝わった製法とタイ米に、琉球の黒こうじ菌を合わせて作ったのが琉球泡盛です。600年にわたって、琉球泡盛は日本とタイの親善大使の役割を果たしてきました」と、タイと琉球泡盛の接点を紹介。
外務大臣政務官の堀井巌氏は、「このフェスティバルは、タイの多様で豊かな文化に触れられる素晴らしい機会です。日本とタイは緊密な皇室・王室関係に象徴されるように、官民を含むあらゆるレベルで重層的に発展してきました。2017年のタイからの訪日旅客は約100万人で、これは10年前の約6倍です。こうした両国の交流に、このフェスティバルが果たしている役割はきわめて大きいと考えています」と述べた。
タイ国政府観光庁のブースでは、今回のテーマをタイ北部にある「プレー県&ナーン県」としており、プレー県バーントゥンホーン村の藍染めや、ナーン県バーンプラクーッド地区の切り紙飾りが体験できるワークショップを開いている。ブース前では旅行会社によるPRや、プレー県の舞踊団による伝統音楽や舞踊ステージも行なわれていた。
タイ国際航空のブースではタトゥーシールを使ったくじ引きやCA(客室乗務員)との写真撮影会を実施。前者は、くじ引き箱から引き当てたシールの種類によってモデルプレーンやテディベアが当たるというもの。また、このタイ・フェスティバルに合わせてセールを実施しているほか(関連記事「タイ国際航空、バンコク往復3万5000円のWeb限定運賃タイムセールを実施」)、「#タイと私」をテーマにした写真をInstagramに投稿するとバンコク行きの往復航空券が当たるキャンペーンも展開している。
タイ・エアアジアXのブースでは2種類のフォトブースを用意しており、そこで撮影した写真を「#エアアジアチャレンジ2018」のハッシュタグとともにSNSへ投稿すると、往復航空券が当たるキャンペーンを行なっている。また、記者が立ち寄った際、タイ・エアアジアX CEOのナダ・ブラナシリ氏がブースを訪れており、本イベントについて「タイと日本の友好関係を作るのに素晴らしい機会であり、2日間で3万5000人のタイ人・日本人が訪れるイベントと聞いている。そこにエアアジアとして出展できるのはとても光栄」とコメントした。