ニュース
エアバス A350XWB型機の超長距離(ULR)型が初飛行。2018年下半期にシンガポール航空へ
2018年4月24日 19:41
- 2018年4月23日(現地時間)初飛行
エアバスは4月23日(現地時間)、フランス・トゥールーズにおいて、エアバス A350型機の超長距離モデルとなる「A350-900ULR(Ultra Long Range)」型機の初飛行を行なった。
エアバス A350-900ULR型機は、通常型のエアバス A350-900型機の航続距離が8100nm(約1万5000km)であるのに対し、追加タンクは使わずに2万4000Lの追加燃料を積載できる新燃料システムにより、航続距離を9700nm(約1万8000km)に延長したモデル。最大離陸重量は通常型と同じ280トンで、20時間を超えるノンストップ飛行が可能であるとしている。
エアバス A350-900ULR型機はシンガポール航空が7機を発注しており、2018年下半期に納入を開始。シンガポール航空では世界最長路線となるシンガポール~米ニューヨーク線に導入する予定。