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「イッツ・ア・スモールワールド」が初の大幅リニューアル! 東京ディズニーランドの“Happiest Celebration!”見どころをチェック

“世界で一番幸せな船旅”や1986年生まれの人気スーベニアとのコラボ商品も発売

2018年4月15日~2019年3月25日 開催

開園して初めての大規模リニューアルでさらにかわいさアップの「イッツ・ア・スモールワールド」

 東京ディズニーリゾートは、2018年4月15日から2019年3月25日までの期間、アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」を開催中だ。1983年にオープンした東京ディズニーランドでは、アニバーサリーイベントに合わせて開園当初からの人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」を大幅リニューアル。“世界で一番幸せな船旅”がさらに幸せ度をアップし、ゲストの訪問を待っている。

「イッツ・ア・スモールワールド」は、1964年に開幕した「ニューヨーク世界博覧会」で誕生したアトラクション。約12カ月の会期中に約1000万人のゲストを船旅へ案内し、会期後の1966年に米ロサンゼルスのディズニーランドへと移設されたのがはじまりだ。

 まず、アトラクションへと向かうと、外観がビビットな色調に変化しており期待はますます高まるばかり。15分ごとにおもちゃの兵隊が登場するスモールワールド・クロックも元気よく時を刻んでいる。さらに24時間にちなむ24体の人形たちがごあいさつ。当初は10体の予定だったがウォルト・ディズニーの希望により現在の形になったという。

 エントランスでは、旅へと出航する世界各地の子供たちを模したメインマーキーがゲストを出迎える。

よりハッキリした色合いとなった「イッツ・ア・スモールワールド」の外観
エントランスには出航する世界中の民族衣装を着た子供たちが船に乗っているロゴが掲げられている

 アトラクション内へと進むと、世界へ飛び立つ出発点である「スモールワールド・ステーション」が目の前に。子供たちがボート、汽車、気球に乗って出発! 周辺にはステーションらしく切符売り場や荷物などが置かれている。さらに東京ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城をバックにニッコリ微笑むミッキーマウスとミニーマウスのウォールアートをはじめ、壁全域にかわいらしいアートが。

チケット売り場からチケット買い、手荷物を預けるような気分を味わえる
シンデレラ城を背にミッキーマウスとミニーマウスが描かれたアートを発見
ボート乗り場「スモールワールド・ステーション」。ここから世界へと出発する

 早速ボートに乗り込み船旅へ! 今回のリニューアルのポイントはシャーマン兄弟が生み出した名曲「小さな世界」とともに、ディズニー映画の名シーンを彷彿させる楽曲が組み込まれること。ぜひ耳を澄ませてみてほしい。

 船旅はヨーロッパからスタートし、アジアやアフリカ、中南米に南太平洋の島々と世界中を巡る形となっている。ヨーロッパエリアにはディズニー映画「アナと雪の女王」よりアナやエルサたちの姿が。そして映画「塔の上のラプンツェル」のラプンツェルに、映画「ふしぎの国のアリス」のアリスやホワイトラビットも。

旅はヨーロッパからスタート。目の前にはディズニー映画「アナと雪の女王」よりエルサ。アナとオラフはスケートを楽しんでいる

 アジアエリアには映画「ムーラン」からムーランにクリキー。アフリカエリアには映画「ライオン・キング」よりシンバたち。さらに中南米では「三人の騎士」に登場するドナルドダック、ホセ・キャリオカとパンチートたちが待っている。南太平洋の島々ではディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」の仲間たちなど、ディズニー映画とディズニー/ピクサー映画に登場するキャラクターたち約40体が「イッツ・ア・スモールワールド」を口ずさんでいる。

 アトラクション内には合計約300体の人形たちがおり、世界各国の民族衣装を着て文化を伝え歓迎してくれる。楽曲も各エリアの特徴あるアレンジが施されているので、楽しんでみよう。ディズニー・ファストパスを採用しているので、乗車希望の場合は、待ち時間どおり並ぶスタンバイ、指定時間内に戻ってくれば少ない待ち時間で楽しめるディズニー・ファストパスのどちらかを選ぼう。

アジアエリアにはムーランとコオロギのクリキー、ムーシューも空に
アフリカエリアにはシンバ、ブンバァ、ティモンがご飯中
中南米ではドナルドダック、ホセ・キャリオカとパンチートが音楽を奏でる
南太平洋の島々のエリアではディズニー映画「モアナと伝説の海」のモアナとヘイヘイたちも

 アトラクションでは最新技術を取り入れた光とサウンドの世界も楽しむことが可能に。キラキラと音楽に合わせ輝く光とそれぞれのシーンが重なり、旅に没入することができる。

 よりドラマティックに進化し、誰もが笑顔となれるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」。乗船時間約10分間の“世界で一番幸せな船旅”へぜひ出航してみてほしい。

地球も丸い、ピザもまん丸。リニューアルに合わせ“ピッツァ・スモールワールド”を同時開催

「イッツ・ア・スモールワールド」のリニューアルオープンに連動し、「キャプテンフックス・ギャレー」ではスペシャルメニューが新登場。ゆっくりとアトラクション内を進むボートのように、1年間を5期に分けてヨーロッパ、アジア、アフリカ、中南米、南太平洋と各地域をピザで巡ることができる。

 第1期はアトラクションのルート同様にヨーロッパがテーマ。イタリアをイメージしたパンチェッタやサラミをはじめ、イタリアの食材をふんだんに使った1枚を味わえる。「スペシャルセット」(760円)をオーダーすれば「ピッツァ・スモールワールド(パンチェッタ&サラミ)」とドリンクがセットに。ピザは薄めの食べやすい生地に、伸びのよいチーズと濃い味のパンチェッタとサラミが相性抜群。バジルもしっかり効いており、1口目からイタリアへと旅立てる。

第1期間はヨーロッパのイタリアをイメージした「ピッツァ・スモールワールド(パンチェッタ&サラミ)」を提供。「スペシャルセット」(760円)と「スーベニアランチケース」(+900円)

 セットにはプラス900円でアトラクションのメインアートが描かれた「スーベニアランチケース」も用意。縦に長いフォルムとなっており、ピザ数枚とドリンクが入るうえ、保冷仕様となっている。

「スペシャルセット」にプラス900円で付けることができる「スーベニアランチケース」
縦に長い構造となっているのでピザ数枚とドリンクを入れることができる

アトラクションそのままのドールが手元に。連動グッズで自宅でもそのまま船旅気分

「イッツ・ア・スモールワールド」でゲストを迎えてくれる愛らしいドールやメインアートを描いた限定グッズも新登場。「ドール」(各3600円)は、アトラクションならではの表情がうれしいドールが、ディズニー映画のプリンセスや主人公の姿となっており、ファンは確実に手に入れたいアイテムとなっている。

 ディズニー映画「リトル・マーメイド」のアリエルや、映画「アナと雪の女王」のエルサ、映画「塔の上のラプンツェル」のラプンツェル。さらに映画「シンデレラ」よりシンデレラ、映画「ふしぎの国のアリス」のアリスと、愛らしさがあふれたラインアップ。

 また、アトラクションのメインアートを楽しめる「ポストカード」(200円)や「クリアホルダー」(280円)なども。手ごろな価格となっており、パークからのお手紙投函や普段使いにぴったり。

「ドール」(各3600円)
「ポストカード」(200円)と「クリアホルダー」(280円)などの文房具もある

1986年誕生の“チョコレートクランチ”専門店が待望のオープン

 東京ディズニーリゾート開園35周年のアニバーサリーイベント期間限定で、パークのお土産の代名詞「チョコレートクランチ」にフィーチャーした専門ショップがオープン。

 チョコレートクランチとは、1986年にミッキーマウスのバースデープログラムの際に初登場したお菓子。ゴツゴツした見た目から、同年にオープンしたアトラクション「ビッグサンダー・マウンテン」の岩をモチーフにしたという逸話も残っている。ザクザクした食感のよさとたっぷりのチョコレート、さらに食べごたえのよさで、発売以来長年愛され続けている。限定フレーバーも多数登場し、東京ディズニーリゾートの歴史とともに、味わいで歴史を刻み続けているのだ。

 期間中は、ワールドバザール内の「ペイストリーパレス」が特別な装いに。あふれるほどのチョコレートクランチを用意してゲストの訪問を待っている。同店ならではの「チョコレートクランチ・ピック&マンチ」(各1500円)を楽しんでみよう。

 なお、エントランスには“DUCK FAMILY CHOCOLATE COMPETITION”(ダックファミリーのチョコレートコンテスト)の大きなバナーが飾られているので一目で分かる。

チョコレートクランチの限定ショップに「ペイストリーパレス」が大変身中

 今回のコンセプトはダックファミリーが主催するお菓子作りコンテスト。35周年の記念になることを何かしたいと考え、今までダックファミリーで行なっていたコンテストを、東京ディズニーリゾートで開催することにしたそう。主催者は物知りで風変わりな、ドナルドダックのおじであるルードヴィッヒ・フォンド・レイクだ。

 コンテストでは、ドナルドダックはチョコレートのオブジェ作りで優勝トロフィーを狙い、スクルージ・マクダックは世界一贅沢なチョコレートを製作中。ショップ内に入るといろいろな味のチョコレートを試作中のヒューイ、デューイ、ルーイの姿とともに、人気の定番フレーバーから期間限定フレーバー。さらに復刻フレーバーまでがズラリとならんでいる。

「ペイストリーパレス」の店内には、ドナルドダックの甥っ子であるヒューイ、デューイ、ルーイがチョコレート作りに奮闘中!
6種類のチョコレートクランチが店内にどっさり! どのフレーバーにするか迷うほど

 早速「チョコレートクランチ・ピック&マンチ」(各1500円)にトライ。楽しみ方は、まずエントランスで2種類から缶の柄、3種類から蓋とリボンを選択し専用の用紙に記入。店内に入り、缶を受け取ったらお気に入りのフレーバーを合わせて18個詰めるだけ。お会計の際にリボンが掛けられ、オリジナルの「チョコレートクランチ・ピック&マンチ」の完成だ!

 全6フレーバー。定番のミルク味、ホワイト味、ストロベリー味に加え、35周年をお祝いするフレーバーのストロベリーショートケーキ味に、2018年7月7日までの限定フレーバーのヨーグルト味。さらには2014年に東京ディズニーシーで開催された「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」で発売されたキャラメル味を復刻(こちらも2018年7月7日まで)。

2種類のデザインからお気に入りのパッケージをチョイスし、定番のミルク味、ホワイト味、ストロベリー味から35周年記念のストロベリーショートケーキ味やヨーグルト味。復刻フレーバーのキャラメル味の中から18個選ぼう
18個詰めたらブルー、ゴールド、ホワイトの3種類の蓋のなかから1つ選びしっかり閉める
会計時にグリーン、ピンク、ブラウンの中からリボンをチョイス

 ヨーグルト味はふわりとヨーグルトの風味が口いっぱいに広がる爽やかな味わい。甥っ子たちをイメージしたカラフルシュガーで見た目もキュート。

 ストロベリーショートケーキ味は、ストロベリーのほどよい酸味と甘さがホワイトチョコに絡み、1粒でケーキを食べているような感覚に。

 キャラメル味は、パッケージを開けた瞬間からキャラメルの香りにノックアウト。ほろ苦感と甘さのマリアージュが絶妙で大人な風味に仕上がっている。

 季節によって、パッケージデザインとフレーバーが入れ替わるため、何度訪れても楽しめるのがうれしい。1度目は全フレーバーを味わい。2回目からはお気に入りのフレーバーを多めにするなど自分好みにアレンジしてみよう。

世界に1つだけのオリジナル「チョコレートクランチ・ピック&マンチ」(各1500円)が完成! 自分用はもちろんプレゼントにも最適

チョコレートクランチ×アイスクリームの夢のコラボが実現。サクサク&とろ~りな絶品スイーツが誕生

「チョコレートクランチ・ピック&マンチ」を作ることができる「ペイストリーパレス」に隣接する「アイスクリームコーン」では、お菓子作りコンテストに参加中のデイジーダックやデイジーダックの甥っ子であるエイプリル、メイ、ジューンのバナーを発見。早速ショップへと向かってみると、ドナルドダックのフワッフワのお尻やデイジーダックを彷彿させる愛らしい新作アイスクリームが並んでいた。

「アイスクリームコーン」の店内外はデイジーダックや甥っ子のエイプリル、メイ、ジューンのバナーでデコレーション中

 同店では35周年のアニバーサリーイベント期間中「チョコナッツバニラアイス&チョコレートクランチ」(500円)と「ミルクソフトクリーム&チョコレートクランチ」(450円)を提供。

「チョコナッツバニラアイス&チョコレートクランチ」(500円)は、カリッと歯応えのあるナッツとチョコチップがバニラアイスの中にかくれんぼ。ドナルドダックの足をイメージしたサックリクッキーがデコレーションされ、ふんわりしたお尻を表現。クランチチョコバーでアイスをすくって一緒に召し上がれ。アイスの下には砕いたチョコレートクランチが敷かれているのでミックスしても美味しい。

「チョコナッツバニラアイス&チョコレートクランチ」(500円)

「ミルクソフトクリーム&チョコレートクランチ」(450円)は、ビターなチョココーンの中に、砕いたチョコレートクランチがギッシリ。その上にミルクの風味豊かなソフトクリームがオン。デイジーダックのトレードマークであるリボンを乗せて、彼女を表現している。こちらもスティックタイプのバーにたっぷりソフトクリームを付けて味わうのが通。次にザクザクしたコーン内のチョコレートクランチとしっかり混ぜて食べると、至福のマリアージュが広がるので、こちらもトライしてみよう。なお、プラス500円でスーベニアスプーンを付けることも可能だ。

「ミルクソフトクリーム&チョコレートクランチ」(450円)
プラス500円でドナルドダックがとろけるチョコレートとたわむれるスーベニアスプーンも手に入る

「ペコスビル・カフェ」などでも手軽にチョコレートクランチを使った「チョコレートクランチ・アイスバー」(350円)を味わうことができる。食感がポイントのチョコレートに、チョコチップなどが入ったバニラアイスがイン。ボリューム満点の1本だ。

食感が楽しい「チョコレートクランチ・アイスバー」(350円)は「ペコスビル・カフェ」などで提供中

 なお、“DUCK FAMILY CHOCOLATE COMPETITION”(ダックファミリーのチョコレートコンテスト)やチョコレートクランチをモチーフにしたアイテムも揃う。

「ぬいぐるみバッジ」(1900円)や「ぬいぐるみバッジセット」(2900円)。そして毎日の食卓を彩る「ボウル」(1300円)に「マグ」(1500円)、自宅でチョコレートクランチ作りを楽しめる「手づくりチョコレートクランチキット」(1000円)と、幅広いラインアップ。

手作りキットからとろけるチョコレートデザインが食欲をそそるアイテムまで用意

 開園35周年をお祝い中の東京ディズニーランド。人気アトラクションのパワーアップや誰もが愛するチョコレートクランチとのコラボショップをはじめ、1日ではまわりきれないほどのワクワクがぎゅっと詰まっている。

 新パレード、スペシャルメニューやアイテムと一緒に楽しんでみてはいかが!?