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ハワイアン航空、2021年にボーイング 787-9型機(ドリームライナー)導入

低燃費エンジン「ゼネラル・エレクトリック GEnx」を搭載予定

2018年3月6日(現地時間) 発表

2021年の第1四半期に納入する予定のボーイング 787-9型機(ドリームライナー)

 ハワイアン航空は3月6日(現地時間)、ボーイング 787-9型機(ドリームライナー)10機の発注と、10機の追加購入権に関する基本合意書を締結。初号機を2021年の第1四半期に受領予定であることを発表した。

 ハワイアン航空の代表取締役社長 兼 CEOのピーター・イングラム氏は「このドリームライナーは非常に優れた快適性と素晴らしい運航性能の両方を実現する航空機であり、今後10年にわたりハワイアン航空の機材の近代化を可能にしてくれます。座席数はハワイアン航空が現在保有しているワイドボディ機よりも多いため、アジアにおいて、さらなる成長を遂げることを可能にします」とコメントを寄せている。

 ボーイング 787-9型機は、大きな窓とゆったりとした客室空間を装備したワイドボディ機。軽量であることに加え、ほかの機材に比べて客室内を低い高度の気圧に保つことが可能なため、より快適な機内空間を提供できるという。また導入するボーイング 787-9型機には、低燃費エンジン「ゼネラル・エレクトリック GEnx」を搭載予定で、ハワイアン航空ではアジア太平洋路線や北米路線の長距離路線に最適な航空機であるとしている。

 現在ハワイアン航空は、ワイドボディ(双通路)機のエアバス A330-200型機24機、ボーイング767型機8機、ナローボディ(単通路)機のエアバス A321neo型機2機、ボーイング 717型機20機の計54機を保有している。