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小田急、混雑緩和と所要時間短縮を実現する複々線を完成。3月17日からの新ダイヤをPR
新型特急ロマンスカー・GSE(70000形)も3月17日デビュー
2018年1月12日 20:22
- 2018年1月16日 開始
- 2018年3月17日 新ダイヤ運行開始
小田急(小田急電鉄)は1月12日、複々線の完成と3月17日から開始する新ダイヤでの運行について、新しい訴求広告「『HELLO NEW ODAKYU!』第4弾[新しい小田急誕生]篇」の展開を発表した。
同社が取り組んできた複々線化事業については、2017年11月に行なわれた記者発表でお伝えしているが(関連記事「小田急、複々線完成に向けた新ダイヤ発表、2018年3月から」)、すでに営業運転を行なっている登戸駅~梅ヶ丘駅の完成区間に加えて、新たに世田谷代田駅~代々木上原駅の約1.6kmの工事が終わり、登戸駅~代々木上原駅の約11.7kmが複々線化する。
これにより、混雑の大幅緩和、所要時間の短縮、着席機会の改善、都心へのダイレクトアクセスが見込めるとしている。
新ダイヤ実施に合わせて、新型の「特急ロマンスカー・GSE(70000形)」の運行も開始する。既報のとおり(関連記事「小田急、新型『特急ロマンスカー・GSE(70000形)』試乗会に100名無料招待」)、2月25日に試乗会を開催する予定で、この試乗会の募集は特設Webサイトで1月16日まで受け付けている。
また、特急ロマンスカー「あさぎり号」の愛称を「ふじさん号」に改めることも発表しており、特に訪日外国人旅行者に対して、富士山方面への移動手段として分かりやすくする狙いがある。御殿場エリアでの滞在時間拡大のため、ふじさん11号(あさぎり11号)とふじさん6号(あさぎり6号)の発車時刻の見直しも行なう。