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北海道エアシステム、札幌丘珠空港でクリスマスイベント実施
クリスマスガラポン抽選会やコクピット模型展示も
2017年12月25日 15:27
- 2017年12月17日 実施
HAC(北海道エアシステム)は12月17日、札幌丘珠空港ビルでクリスマスイベントを実施した。
札幌丘珠空港ビル2階レストラン横では、10時から15時過ぎまでボーイング 737-800型機のコクピット模型が展示された。このコクピット模型はJAL(日本航空)釧路支店の整備士4名による手作りで、段ボールや木材などを加工し休憩時間などを利用して約1カ月で制作された。
計器類・各種ボタン類などは写真を印刷したものだが、ハンドルや各種レバー類は木材でできており、実際に動かして操作できるように作られている。このコクピット模型の説明を担当したHAC 機長の廣田智範氏は同型機の操縦経験があり「よくできている」と高評価。
訪れた来場者は、廣田氏の説明を熱心に聞きながら、座席に座りハンドルを動かしたり各種レバーを前後に操作したりと、ひとときのパイロット気分を味わっていた。
13時20分からは、札幌丘珠空港ビル2階エレベータ向かいの「札幌いま・むかし探検ひろば」でクリスマスガラポン抽選会が行なわれた。ガラポン抽選会場には並べば誰でも参加できるとあって、数多くの参加者が長い行列を作っていた。
このガラポン抽選会で出た玉の色によって当たるクリスマスプレゼントは、以下のとおり。
・赤色玉 計1名 SAAB 340B型機の鶴丸塗装モデルプレーン
・水色玉 計5名 菓子詰め合わせ
・桃色玉 計10名 HAC 20周年記念卓上カレンダー
・黒色玉 計10名 HAC 20周年記念リングノート
・黄色玉 計13名 JAL FLEET カレンダー(大型判)またはJAL CABIN ATTENDANT カレンダー(卓上)
・白色玉 計100名 +αノートまたはHAC SAAB 340B型機のペーパークラフト
色付きの玉がガラポンから出ると「カランカラン!」とハンドベルが鳴響き、次々と参加者に少し早いクリスマスプレゼントが手渡された。
札幌丘珠空港ビル1階では、12月1日から中央階段下に設置されたクリスマスツリー前にメッセージカードを書くコーナーが設置され、メッセージを書いて卓上のポストに投函すると、あとでツリーに飾ってくれる。
そして12月15日からは、HACが用意した「サンタさんへのメッセージカード」が追加され、このカードに願いごとやサンタさんへのメッセージを書いてJALマークの白いポストに投函すると、JALグループの飛行機に乗せてフィンランドのロヴァニエミにあるサンタクロース村へ1月中に届けてくれる予定だ。
12月17日はHACのクリスマスイベントと一緒に、札幌丘珠空港ビルによるイベントも行なわれた。
11時からは、札幌丘珠空港ビル2階出発ロビー横の「札幌いま・むかし探検ひろば」北側で、早瀬美佳氏によるピアノミニコンサートを開催。また12時30分にはライリッシュ・オカリナ連盟によるオカリナコンサートがあり、来場客はうっとりとしながら演奏に耳を傾けていた。
札幌丘珠空港ビルは、このロビーコンサートを出演者を毎回変えながら隔月で開催している。コンサートの合間の11時30分には、札幌丘珠空港ビル2階出発ロビー横「札幌いま・むかし探検ひろば」西側で「ようこそ! 札幌丘珠空港産直市」が開催され、稚内・利尻・増毛直送の海産物や銘菓、日本酒などが販売され、大賑わいをみせた。こちらの産直市は毎月1回のペースで行なわれている。
また、HACのクリスマスガラポン抽選会が終わったあとの14時からは札幌丘珠空港ビル2階出発ロビー横「札幌いま・むかし探検ひろば」北側で「札幌丘珠空港航空教室」が開催された。
この教室では、空港および航空業界の理解を深めるために隔月で毎回違うテーマの講演を行なっており、今回は「ヘリコプターのシ・ゴ・トについて」と題し、朝日航洋による講演が行なわれた。