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東京ディズニーランド、映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」公開に合わせて「フィール・ザ・フォース」開催
2017年12月14日 19:34
- 2017年12月15日~2018年3月19日 実施
オリエンタルランドは東京ディズニーリゾート内の東京ディズニーランドのトゥモローランドにて2017年12月15日より2018年3月19日までの95日間「スター・ウォーズ・プログラム“フィール・ザ・フォース”」を実施する。
プログラム開催中は、「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」が12月15日公開の映画「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に登場する新たな惑星へ訪れる特別バージョンに。また、スペシャルメニューやグッズなども多数用意するなどファンにはたまらない空間となる。
「JAKKU」に「CRAIT」そして新たな未知の惑星へ、アドベンチャーはまだまだ続く
今回さらにパワーアップした「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」は、映画「スター・ウォーズ」シリーズの世界観が楽しめる1989年導入の人気アトラクション。2013年に全面リニューアルを行ない、宇宙旅行会社スター・ツアーズ社の新型スペースライナー・スタースピーダー1000を利用し、砂の惑星「タトゥイーン」、雪と氷の惑星さまざま「ホス」、そして地上と水中で文明の異なる「ナブー」など銀河のさまざまな惑星間の旅が楽しめる。
まずはエントランスへ。身長102cmに満たない場合、妊娠中、高血圧の方など利用制限があるため確認をしよう。
館内に入ると「スペースポート・アライバルホール」へ。アライバルホールの上部にはこれから搭乗する新型スペースライナー・スタースピーダー1000の姿が。また、大きなビジョンにはスター・ツアーズ社をはじめとする旅行会社の紹介や「FLYING SPACEPORT」での各宇宙旅行会社の発着場所の案内も。スター・ツアーズ社のターミナルはXウィングとなっているのでお間違えのないように。
続いては、「スター・ツアーズ・コンコース」へ。フライト前の機体を整備するC-3POやR2-D2が忙しく働きつつ、おなじみのトークを繰り広げる。やりとりに思わず笑みがこぼれるほど。なお、大型スクリーンにはフライト情報などが。到着先の惑星の天気や気温など情報たっぷり。
続いては「セキュリティエリア」へ。荷物のスキャンやサーモグラフィによる搭乗者への厳しい検査が待っている。荷物チェクドロイドのG2-9Tや搭乗者チェックドロイドのG2-4Tらの真面目!? な仕事ぶりを目に焼き付けてほしい。なお、バゲッジエリア周辺にはヒッチハイク中のRX-92、EZ-89、FN-87たちの姿も。Bird DroidsやMouse Droidさらにどこかで聞き覚えのある声の主を見るとパイロット・ドロイドのRX-24の姿も。じっくり見ながら進みたい要素満載だ。
無事にすべての検査を通過すると「スター・ツアーズ搭乗口」に到着。銀河旅行への必需品・フライトグラス(3Dグラス)を各1個ずつ受け取り搭乗口へ。今回利用するのはスタースピーダー1000の1401便。他社のスタースピーダーと比べるとゆったりとしたシートピッチで座り心地も抜群。長時間のフライトでも疲れが少ない構造となっている。高性能カメラ・ドロイドIC-360を全機体に搭載しキャビン外の大迫力の銀河の景色をリアルタイムで楽しむことも。
さらに高性能IMLエンジン搭載でライトスピードが可能。正面にはトランスパリスチール製のビューポートを採用。汚れを一気に落とすワイパーで飛行中の視界を常にキープしてくれる。なお、高出力のレーザーキャノンをサイドに装備。宇宙ゴミなどを吹き飛ばし航路を確保。さらにフライト時の予期せぬアクシデントに対応するためアストロメク・ドロイドも同乗する。
今回搭乗した1401便は、まさにハプニングの連続。無事に目的に到着できるか冷や汗をかくほどスリリングな旅が味わえた。前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」での舞台となった無法者や泥棒たちが住む砂の惑星「JAKKU」、さらに最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の新たな舞台となる白い塩の層で覆われた大地が印象的な鉱物物質豊富な無人の惑星「CRAIT」へ訪れることもできるなど大満足。この2つの惑星へは期間中必ず立ち寄ることができるのでご安心を。さらに全く知らない未知なる惑星へも今回は幸運なことに訪れることができた。C-3POの情報よると「Batuu」と呼ばれる惑星で、どうやら安全だとのこと。
なお、フライト中はカイロ・レンに遭遇したり、ポー・ダメロンやレジスタンスからファースト・オーダーまで物語のキーを握る人物たちがサイドのモニター越しなどで通信したりする場合も。正面だけでなくさまざまな場所をくまなくチェックするのがオススメ。
巨大なAT-M6をはじめ新たなファースト・オーダー側の兵器なども現われ、大迫力の戦闘シーンが繰り広げられる旅(冒険)は圧巻のひとこと。内容はランダムなため、何度搭乗してもスリル溢れる宇宙旅行が楽しめる。なお、くれぐれもファースト・オーダーへの裏切り者(レジスタンスにとっての重要人物)と同乗した際にはご注意を。体験時間は約4分30秒。1キャビンあたり40名利用。キャビン数は6台。
なお、プログラム開催中は「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」の情報満載のリーフレット「TOMORROW」を配布。スター・ツアーズ社広報担当ドロイドのアリー・サン・サンが目印。「スター・ウォーズ」シリーズの物語の解説に、今回の旅で訪れる惑星やスター・ツアーズ社を利用して訪れることのできる惑星の紹介。さらにスタースピーダー1000のペーパークラフトなども付属している。
スター・ツアーズ社が入社試験を実施。難問揃いで社員からビジターまで3段階でポジション分け
アトラクションを体験し、スター・ツアーズ社への興味が沸き入社したくなったら、有料プログラム「スター・ツアーズ・リクルーティング」(1080円)に参加しよう。現在同社ではエージェント(スタッフ)を募集中で、銀河の歴史や人物の豊富な知識、もちろん同社の知識も試される内容。しかも、筆記だけではなく応用力や行動力を伴う問題も。
入社試験キットの中には「スター・ツアーズ会社案内」「スター・ツアーズ入社試験」の問題冊子、さらにマークシートとロゴ入りのボールペンを同梱。今すぐ問題を開いて解き始めたいところだが、グッと心を押さえて会社案内を熟読し企業研究から始めよう。さらに映画「スター・ウォーズ」全シリーズをもう一度観ておくといいはずだ。会社案内には往年の同社好きにはたまらない内容もあるので、かなり楽しめる。練習問題もオフィシャルサイトに掲載中、まずはこちらで腕試ししてみよう。
すべての問題が解き終わったならば、マークシート提出場所の「トゥモローランド・ホール」へ。提出のチャンスは一度きり。解答をしっかり確認しよう。
なお、試験終了後には正解レベルに応じて自分の名前が刻印された社員証が手渡される。見事入社を認められると「エキスパート・エージェント」「エージェント」として合格当日から社員に。まだまだ知識が足りない場合は1日通行許可証でもある「ビジター」で次にかけることとなる。
入社試験だけあり、高難易度の問題ばかりの「スター・ツアーズ・リクルーティング」。自身の「スター・ウォーズ」シリーズの知識と愛を確かめるべく、コアなファン層にも響く大充実の内容となっている。もちろん最新作からとりこになった場合も楽しめるので、ぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。キットは「コズミック・エンカウンター」「プラネットM」「ソフトランディング」で手に入れることができる。
期間限定のフォトロケーションやデコレーションも登場。アトラクション体験後の思い出にパチリ
「スター・ウォーズ・プログラム“フィール・ザ・フォース”」実施中は、トゥモローランド内に、映画「スター・ウォーズ」シリーズにまつわるデコレーションやアトラクションに関連した体験型フォトロケーションが登場。
「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」には、特大のバナーをデコレーション。スター・ツアーズ社のロゴとアリー・サン・サンがエリアを訪れるゲストを出迎える。さらに、同社が就航する各惑星などもスタースピーダー1000とともに描かれている。階段脇にもスタースピーダー1000ともに銀河の標準語「THE AUREBESH」により、ここならではの意味が記されているので解読してみよう。
そして体験型のフォトロケーションを2カ所、映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のロゴにBB-8、R2-D2と一緒に撮れるフォトロケーションも1カ所用意している。体験型フォトロケーションは顔出しパネル風でスタースピーダー1000をイメージ。アトラクション同様にライトスピード中の驚いた顔や楽しげな表情とともに、ポーズもプラスするとさらに臨場感のある1枚が撮れる。
そしてもう1カ所は砂の惑星「JAKKU」での一コマ。船の墓場で墜落した巨大戦艦をバッグにスカベンジャーの仕事中のレイ気分で写真が撮れる。写真を90度回転させると太めのロープを使って華麗に壁を登る姿が現われるのでぜひ挑戦してみよう。
さらに写真だけではなく、動画で少しずつ前に進めば、登っているような様子も楽しそう。通常のフォトロケーションは、BB-8とR2-D2がミレニアム・ファルコンのなかでたたずむ姿と最新作のロゴとともに撮影ができる仕様になっている。
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