セントレアとANA、ボーイング 787初号機「ZA001」を「FLIGHT OF DREAMS」へ12月17日移動。見学方法は8日Web公開

中部国際空港株式会社はANA中部空港株式会社の協力を得て、ボーイング 787の飛行試験1号機（ZA001）の施設内への移動を12月17日に行なう（写真は2015年6月22日、セントレアに到着時に撮影したもの）

　セントレア（中部国際空港）はANA中部空港の協力を得て、ボーイング 787の飛行試験1号機（ZA001）を、2018年夏に開業予定の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」施設内へ12月17日に移動。その様子を一般公開する。

　ZA001号機が現在駐機している箇所からFLIGHT OF DREAMSまでの移動距離は約900mで、ANA中部空港のトーイングカーを使い移動する。途中には公道を横断する場面もあるが、地元警察や関係各所との調整も進んでおり、迂回路などを設けるなどの対策を行なうという。また、移動ルート近くに当日は、輸送機「ドリームリフター（ボーイング 747LCF）」も駐機することになっている。

　一般見学者はセントレア内の臨時駐車場の一部、飛行機の見える丘公園の一部から見学できるようする。移動開始時刻は11時30分ごろで、夕方に作業を完了する予定。見学は無料だが、チケット制となっており、12月8日の18時以降にFLIGHT OF DREAMSのWebサイトで詳細を発表するとしている。

ZA001号機が現在駐機している箇所からFLIGHT OF DREAMSまで約900mを移動する

輸送機「ドリームリフター（ボーイング 747LCF）」（写真は2015年10月30日、セントレアで撮影した同型機）

建設が進むFLIGHT OF DREAMS