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ANA、エアバス A321neo型機初就航。初便は羽田~熊本線

全席10型シートモニター完備の国内線向け新造機

2017年9月12日 就航

ANAが受領したばかりのエアバス A321neo型機を就航

 ANA(全日本空輸)は9月12日、エアバス A321neo型機の運航を開始した。この機材は9月5日にドイツで受領したもので、9月8日にフェリーフライトで羽田に到着していた。就航後、初便となったのは羽田~熊本線(NH641便)。

 当日は58番ゲート前で就航記念セレモニーを執り行ない、ANA 上席執行役員 東京空港支店長 浅井晶氏が搭乗客に対して挨拶を行なった。「本日熊本行きのNH641便に使用するエアバス A321neo型機は、9月5日にドイツで受け取ってきたばかりのピカッピカの新型機であります。機内にはプレミアムシートが8席、普通席が186席あり、ともに10型のシートモニターが装備されております。ビデオのコンテンツも60タイトルが用意され、国内線で初めて、このような機内エンタテイメントを楽しんでいただける機材です。

 A321neo、これはNew Engine Optionの略ですが、本日は羽田~熊本を往復し、その後宮崎を往復、さらに米子を往復して、羽田に戻ってまいります。このピカッピカの飛行機を、どうかお楽しみください」と、新造機の充実した装備をアピールした。

 8時10分ごろに搭乗が始まると乗客には記念品が手渡され、NH641便は8時30分ごろにプッシュバックを開始、熊本へ向け離陸した。

全日本空輸株式会社 上席執行役員 東京空港支店長 浅井晶氏
搭乗客にはスタッフから記念品を贈呈
記念品は初便の搭乗証明書やエアバスロゴ入りのポールペンなど
A321neo型機、就航初便の乗務員たち
8時30分ごろにプッシュバックを開始
滑走路へ向かっていった