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JR西日本、大阪環状線 玉造駅のリニューアルに着手、9月5日から2019年春にかけ全面リニューアル

「勾玉(まがたま)」モチーフのひさしが特徴に

2017年9月4日 発表

JR西日本が大阪環状線 玉造駅のリニューアルに着手。「勾玉(まがたま)」をモチーフとしたひさしを採用

 JR西日本(西日本旅客鉄道)は9月4日、2013年度から実施している「大阪環状線改造プロジェクト」の施策の一つである「安全快適な駅づくり(駅美装改良)」の一環として、9月5日より玉造駅のリニューアル工事を開始することを発表した。2019年春ごろの工事完了を予定している。

 リニューアルでは、駅構内店舗約750m2をリニューアルし、駅構内の壁面、床面、天井の美装、LED照明化を実施。コンコースのレイアウト変更により、見通しのよい開放的な空間とする。

 外観は、駅名の由来でもある「勾玉(まがたま)」をモチーフとしたひさしを北口に設け、温もりを感じるデザインにして駅玄関口としての顔作りを図る。

リニューアル後の駅構内イメージ

 玉造駅周辺は真田幸村ゆかりの三光神社があるほか、公園や教育機関を多く有する文教エリアであり多くの通勤・通学客があり、周辺住民も増加傾向にあるという。そのため、日常生活において気軽に駅を利用できるよう構内店舗のリニューアルを行なうとともに、地域のランドマークとしての役割強化を目指す。

 大阪環状線の駅美装改良は、南東エリアで先行して進められており、駅全体美装と構内店舗リニューアルとしては森ノ宮駅で2015年6月、桃谷駅で2016年12月に実施。現在は鶴橋駅の駅ホーム美装も進めている。