国交省、応急復旧した長陽大橋ルートを8月27日12時開通。平成28年熊本地震による被害からのルート復旧

平成28年熊本地震で被害を受けた“長陽大橋ルート”が8月27日12時に開通

　国土交通省 九州地方整備局は8月8日、平成28年熊本地震で被害を受けて通行止めとしていた、阿蘇長陽大橋を含む村道栃の木～立野線“長陽大橋ルート”の開通時刻を、8月27日12時とすることを発表した。

　阿蘇長陽大橋と、上流側の国道325号 阿蘇大橋は、平成28年熊本地震で大きな被害を受け、南阿蘇村の立野地区と南阿蘇村の中心部を短時間で結ぶルートが遮断された状態になっていたが、同ルートの復旧により立野地区にある国道57号 立野交差点と南阿蘇村役場の間の所要時間は40分から10分に回復すると試算している。

　国交省では同ルートの開通直後は混雑が予想されることから、開通前から並ぶことを避けるよう呼びかけるとともに、同ルートの見通しのわるい箇所や、トレーラー同士のすれ違いが困難な場所などを示し、注意を促している。なお、本開通は応急復旧であり、引き続き恒久復旧に向けた工事を行なう。

長陽大橋ルート走行時の注意