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AIR DO、ソラシドエア、スターフライヤーがひなまつりイベント。3社のCAが“対決”中のスープセット配布

ソラドゥスタープロジェクト初めてのリアルイベントを羽田空港で実施

2017年3月3日 実施

AIR DO、ソラシドエア、スターフライヤーが羽田空港でひなまつりイベント実施。スープ対決実施中の各社自慢のスープをプレゼントした

 AIR DO、ソラシドエア、スターフライヤーは3月3日、3社共同で実施しているキャンペーン「ソラドゥスタープロジェクト~日本の空をひとつに!~」の一環として、羽田空港でひなまつりイベントを実施。3社のCA(客室乗務員)らが、航空会社の枠を越えて搭乗客にプレゼントを配布した。

 1990年代の規制緩和の流れを受けて発足し、地域に根ざした航空会社という共通の特徴を持つ3社が共同展開する「ソラドゥスタープロジェクト」。AIR DOとスターフライヤーが2015年3月に連帯運送契約を結んだ際に共同でプロモーションを展開したのがそもそものきっかけとなっており、AIR DOは2007年からソラシドエア(当時スカイネットアジア)とも連帯運送契約を締結していたことから、3社のコラボレーションとなるソラドゥスタープロジェクトへと発展したという。

 第1弾は特典航空券の相互交換が可能なキャンペーン、第2弾は3社が機内販売する自慢のスープのなかから“どれを飲んでみたいか”をSNS経由で投票する「スープ対決」を実施している。それぞれのキャンペーンについては、本稿末の各社のWebサイトを参照されたい。

3社のCA(客室乗務員)がスターフライヤー便の搭乗口に集結。左からAIR DO、ソラシドエア、スターフライヤーのCA
CA以外のスタッフも各社の法被を着用。同じく左からAIR DO、ソラシドエア、スターフライヤーのスタッフ

 そして、第3弾として実施されるのが今回のひなまつりイベントで、ソラドゥスタープロジェクト初のリアルイベントでもある。羽田空港を出発する対象便搭乗者にプレゼントを配布するもの。

 対象便は下記のとおりで、すべてANAとのコードシェアを行なっており、プレゼントはANA便名での搭乗者にも配布する。

イベント対象便

【第1ターミナル出発便】
SFJ75便:羽田(09時10分)発~北九州(11時00分)着
SFJ77便:羽田(11時15分)発~北九州(13時05分)着

【第2ターミナル出発便】
SNA59便:羽田(14時30分)発~宮崎(16時15分)着
ADO29便:羽田(15時50分)発~新千歳(17時20分)着
SNA17便:羽田(16時30分)発~熊本(18時20分)着
ADO87便:羽田(17時20分)発~旭川(18時55分)着

 プレゼントは、「スープ対決」の商品でもある各社自慢のスープ5点セット。AIR DOはじゃがバターとコーン、ゴボウの「北海道スープセット」、ソラシドエアは長崎県産のトビウオ(アゴ)と大分県産のゆずを使用した「アゴユズスープ」、スターフライヤーはたまねぎの旨味を詰め込んだフリーズドライ製法の「オニオンスープ」を提供している。

AIR DOの「北海道スープセット」、ソラシドエアの「アゴユズスープ」、スターフライヤーの「オニオンスープ」の詰め合わせ。「スープ対決」の案内とともにプレゼント

 このイベントは、航空会社の枠を越えて3社のスタッフが配るのが面白いところ。取材したSFJ77便(羽田発~北九州着)の搭乗口では、スターフライヤーのCAとスタッフがいるのはもちろん、AIR DOとソラシドエアのCAやスタッフが一緒に並び、3社のスープセットをプレゼントした。

 SFJ77便は、週末ということもあって、150席仕様のエアバス A320型機に幼児3名を含む153名搭乗と満席。11時20分にプッシュバックをし、3社のCAが手を振って見守るなか、北九州へ向けて出発した。

 イベントに参加しているCAやスタッフは、午前中に第1ターミナルのスターフライヤー便での配布を終えたあと、午後には第2ターミナルへ移動して、AIR DO便、ソラシドエア便で同様にプレゼントを配る予定だそうだ。

搭乗口では「ソラドゥスタープロジェクト」の横断幕でお見送り
3社のCAがボーディングブリッジ(搭乗橋)を渡る搭乗客へスープセットを配布
出発するSFJ77便を見送る3社のCA。この日のSFJ77便は映画「相棒-劇場版IV」とコラボした通称「相棒ジェット」が充てられた