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東武鉄道、ホームドア整備予定を発表

内方線付き点状ブロックは利用者1日1万人以上の全駅に整備

2017年1月12日 発表

 東武鉄道は1月12日、ホームドアの整備予定を発表した。現在3駅に導入しているが、2017年度に1駅、2020年度末までに8駅、2021年度以降に23駅に整備する。

 東武鉄道の整備予定は、2016年12月に国土交通省から示された「駅ホームにおける安全性向上のための検討会(中間とりまとめ)」の整備方針にのっとって行なう。ホームドアの優先的な整備が求められる利用者1日10万人以上の駅に加えて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場予定の最寄駅(北越谷駅、朝霞駅)で優先的に整備を推進する。

 さらに、東武鉄道のなかでも利用者の多い東武スカイツリーライン 北千住駅~北越谷駅、東上線 池袋駅~志木駅についても推進する。

 一方、ホームの内側を示している「内方線付き点状ブロック」は、利用者が1日1万人以上の全駅に整備する。2015年度末時点で99駅中の56駅で整備完了し、全99駅の整備は2018年度を目標に完了させるという。