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京急、「どこでもドア」の実証実験を10月24日より三浦海岸駅で開始

ドア数やドア位置が異なっても対応するマルチドア対応ホームドア

2016年10月24日 開始

三浦海岸駅に設置された「どこでもドア」

 京急(京浜急行電鉄)は、三菱重工交通機器エンジニアリングが開発したマルチドア対応ホームドア「どこでもドア」の実証実験を10月24日から約1年間に渡って実施すると発表した。場所は京急久里浜線の三浦海岸駅。

「どこでもドア」はドア数やドア位置が異なる車両が運行する路線用に開発を進めたもの。車両改修が必要なく、ホーム側の地上設備のみでホームドア開閉の連携を目指しているが、営業路線で稼働させることは全国で初の試みとなる。

 実証実験は国土交通省 鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援を受けて行なわれるもので、「どこでもドア」の安全性、耐久性、「地上完結型連携システム」の安定性について検証する。