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JALが園児と一緒にクリスマスツリーをデコレーション
手作りオーナメントで成田空港は一足早いクリスマス気分に
2016年12月6日 13:16
- 2016年12月5日 実施
JAL(日本航空)は12月5日、成田国際空港 第2ターミナルにおいて、約30名の園児たちと一緒に手作りのオーナメントでクリスマスツリーの飾り付けを行なうイベントを開催。空港利用客も思わず笑顔になってしまう、元気で心温まるイベントの様子が報道公開されたのでレポートする。
今回イベントが行なわれたのは成田空港 第2ターミナルの3階出発ロビー、Mカウンター。JALは空港内の各施設にクリスマスのデコレーションを施し、空港全体でクリスマス気分を盛り上げている。その一環として「NAA保育ルームたんぽぽ」の園児たちも参加する今回の飾り付けイベントを実施。イベント前にはJALスタッフが入念な確認作業をしていた。
サンタクロースやトナカイ、そしてサンタ帽姿のJALスタッフは、クリスマスツリーを用意。園児たちの到着を笑顔で迎えた。今回参加したのは0~5歳までの約30名の園児たち。手には自分で作ったオーナメントをしっかり持ち、元気よく登場。サンタクロースの姿を見た園児たちは、サプライズにびっくり! 手を振ったり、見つめたり「トナカイがいるよ~!」などと一気にカウンター前が明るい雰囲気となった。
園児たちが全員到着すると、サンタクロースが「たんぽぽの皆さんこんにちは!」と挨拶。すると全員が大きな声で「こんにちは~!」と元気にお返事。そして「今日はみんなが作った飾りを楽しく飾りましょう!」と続けて声をかけると「おぉ~!」とかわいらしい声が空港に響いた。
一斉に園児たちはクリスマスツリーに近づき、自分のお気に入りの場所にオーナメントをデコレーション。「きれいに飾れたよ!」や「うまくできた!」など感想を友達と話しながら、とびきりのスマイルを見せてくれた。ツリーの上の方に飾るときにはスタッフにだっこをしてもらい、真剣な顔で飾り付け。スタッフも上手く付けられるように様子を見ながら手伝い、飾り付けが終わる頃には仲よくなっていたのも印象的だった。
手作りのオーナメントは、トイレットペーパーの芯を使いプレゼント風にしたものや、空ペットボトルの中に松ぼっくりやふんわりとした雪をイメージした綿を入れたものなどさまざま。紙コップを使ったサンタクロースもあり、保育ルームの先生は「頑張ってみんなで作ったんですよ!」とうれしそうに話してくれた。
クリスマスツリーを美しく飾り終えたところで、サンタクロースから全員にプレゼント。JALのスタッフたちが一つ一つ手作りした、コロンとかわいい雪だるまメダルが首に掛けられた。プレゼントされるときには、サンタクロースとお話したり、ハイタッチをしたりと、園児たちは喜びを体中で表現していた。また、雪だるまメダルはそれぞれ表情が異なっており、自分のメダルを見せ合うなど大盛り上がり。
サンタクロースがメダルを全員に渡している間、トナカイが大人気に。園児たちは「赤鼻のトナカイ」を歌いながらトナカイ姿のスタッフとコミュニケーション。鼻やしっぽに触れたり「本当に赤い鼻なんだね~」と話しかけたり、園児もスタッフも楽しそう。雪だるまのメダルをサンタ帽のスタッフと一緒に見つめながらお話ししている園児もいて、クリスマスツリー周辺ではスタッフと園児がイベントを満喫している姿があちこちで見られた。
全員がメダルをもらったところで、3~5歳の園児たちが書いたサンタクロースへの手紙を渡すことに。空になったプレゼント袋に、「さんたさんだいすき」や「ぷれぜんとをはこぶのをがんばってね」などと書かれたお手紙を投函。「今日は大切なお手紙をありがとう。このお手紙はJALの飛行機でサンタさんのお家に大切に必ず届けます」と園児たちにスタッフが伝えた。なお、JALでは国内の空港で集めたメッセージとともに後日同社の便でフィンランド・ロヴァニエミのサンタ村に届ける予定だ。
ラストは全員で「メリークリスマス!」と大きな声で言いながら記念写真をパチリ。ハイタッチで園児たちを見送りイベントは終了となった。今回デコレーションしたクリスマスツリーは、Mカウンターにシーズン中飾られるとのこと。なお、トナカイのオブジェやフェルトのデコレーション、そしてカウンター頭上のディスプレイもクリスマスバージョンとなっているので、チェックインの際にはぜひ見てほしい。空港にあふれるクリスマス気分がたっぷり味わえるはずだ。