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クリスマスに向けて2016年の活動スタート! 「JALベルスター2016」が初練習

2016年10月14日 実施

 JAL(日本航空)が毎年実施しているミュージックベル隊「JALベルスター」。1995年の初結成から22年目を迎える2016年のメンバーが集まり、練習を開始した。初の顔合わせとなった10月13日は選曲や楽譜作りなどを行ない、14日にハンドベルを手にして初の演奏練習が行なわれた。

 JALベルスターは若手社員を中心に毎年結成しており、2016年は社内から40名を超える応募があったという。ここから選ばれたのが次の8名だ。参考までに着用している“都道府県バッジ”こと「縁(ゆかり)バッジ」の種類を教えてもらった。これは自身にゆかりのある都道府県を示して乗客との共通の話題にしようと、JALのCAが7月から国内線で着用しているものだ。

JALベルスター2016のメンバー

橘梨央さん(入社5年目、愛知県)
田中優里子さん(入社4年目、千葉県)
濱地恵理さん(入社3年目、岐阜県)
中川紅実子さん(入社3年目、神奈川県)
赤波江聖歌さん(入社2年目、東京都)
小林理紗さん(入社2年目、東京都)
吉成明希さん(入社2年目、香川県)
公門優希さん(入社1年目、京都府)

左から吉成明希さん、濱地恵理さん、田中優里子さん、赤波江聖歌さん、中川紅実子さん、公門優希さん、小林理紗さん、橘梨央さん

 このうち、田中さんと橘さんは成田ベース、ほかの6名は羽田ベース。そして、入社2年目の赤波江聖歌さんは2015年に続いての参加となる。ほかの7名は2016年に初参加のメンバーとなる。

 とはいえ、JALベルスターは20年を超える歴史があり入社前からその存在を知っている人も増えている。メンバー唯一となる2016年度入社の公門さんは学生時代からJALベルスターの公演を見に行っていたそうで、「入社したら応募しようと思っていた」という。また、田中さん、中川さんは2015年にも応募したが選にもれ、2016年にリベンジを果たしての参加と、初参加ながらベルスターに思い入れがメンバーもいる。

 また、赤波江さんを含む8名全員が音楽経験を持っており、さらに入社5年目の橘梨央さんは学生時代に10年間のハンドベル経験があるとのことで「チームでハンドベルを演奏する楽しさをまた味わいたい」との動機が応募の理由。

 そんなセンス、スキルのあるメンバーが揃っていることもあってか、10月14日の練習は、初めてハンドベルを手にしての練習とは思えないほどの内容に感じられた。ハンドベル経験者の橘さんは、「さすが、いつもチームワークで働いているCAなので、ほぼ初対面なのにこんなに息が合うのは素晴らしいと思いました」とコメント。

 昨年に続いての参加となった赤波江さんは、「初めての練習でいろいろアイデアが出てくるので、これからの完成が楽しみ。さっきは、音階に合わせて順にアイコンタクトをバトンタッチするアイデアを出してみたらうまくいったので、本番に磨きをかけてやりたいと思います」と、12月の本番へ前向きな表情だった。

 JALベルスター2016はトータルで8曲を用意し、うち4曲は今年初めて演奏する“新曲”となる。新曲は現時点で秘密とのことで「ウィンターソングやクリスマスソング」であること以上は明かされなかった。どんな曲が演奏されるかは、12月の本番を待ちたい。

 今後、11月末までに6回の全体練習を行ない、12月1日以降は空港イベントなどで公演の予定。現在予定されている公演は下記のとおりだが、追加される可能性もあるという。例年、12月が近づくとJALのWebサイトにJALベルスターの特設ページが公開されるので、そちらに最終的な公演スケジュールが記載されるはずだ。

JALベルスター2016の公演予定(2016年10月14日時点)

12月1日:函館
12月2日:函館
12月17日:札幌(日程未確定)
12月18日:札幌(日程未確定)
12月24日:羽田空港
12月25日:羽田空港