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東武鉄道、浅草駅~東武日光駅の臨時夜行列車「日光夜行号」を10月に運行

「奥日光で日の出とともに鮮やかに彩られる風景」を堪能できる

2016年10月15日、21日、22日 運行

臨時夜行列車に使用する300系

 東武鉄道は、浅草駅を深夜に出発し、東武日光駅に未明に到着する臨時夜行列車「日光夜行号」を10月15日、21日、22日に運行すると発表した。夜行列車と東武日光駅から湯元温泉までのバスの復路を含んで浅草駅発で大人7500円、子供4900円。募集定員は各日200名。東武トップツアーズ各支店で9月15日から運行日の17時まで発売する。

 夜行列車は、浅草駅を23時55分に出発、北千住駅、新越谷駅、春日部駅に停車後、東武日光駅に2時16分に到着する。東武日光到着後は3時30分ごろまで車内仮眠が可能。接続する専用バスは東武日光駅を4時に出発、中禅寺温泉、竜頭の滝、赤沼に順に停車、湯元温泉には5時15分頃に到着する。東武鉄道では、「夜明け前の奥日光で日の出とともに鮮やかに彩られる風景」を夜行列車を利用することで堪能できるとしている。

 料金には東武鉄道の復路が2日間有効の往復乗車券、夜行列車の特急券、湯元温泉までの専用バスと往路の路線バスが含まれる。夜行列車の使用車両は特急列車に使用する300系の6両編成で、全席にブランケットとスリッパが用意される。

 なお、東武鉄道ではかつて行楽シーズンに臨時列車として「日光山岳夜行」を運行していたが、日光方面への夜行列車復活は1998年以来18年ぶり。