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8月11日開通の新名神高速 四日市JCTの車線と標識
2016年7月26日 22:20
- 2016年8月11日15時 開通
8月11日15時に、新名神高速道路の四日市JCT(ジャンクション)~新四日市JCT、東海環状自動車道の新四日市JCT~東員IC(インターチェンジ)の2区間が同時開通する。開通後は四日市JCTの分岐は3方向から4方向に増え、JCTの車線などが変更となる。
トラベル Watch 編集部では、NEXCO中日本(中日本高速道路)より、車線と新たに掲示される標識の情報を入手したので、8月11日15日以降に四日市JCTを通行する際の参考にしてほしい。
伊勢湾岸道→大阪方面
現在の東京から大阪までの最速ルートは、豊田JCTから伊勢湾岸道を通ってきて、四日市JCTから東名阪道、亀山JCTから新名神へと進むルート。このため多くのクルマが四日市JCTを東名阪道 伊勢/大阪方面へ分岐する。
8月11日までの四日市JCTは東名阪道への分岐だけだったものが、新たに開通した新名神高速道路方面となる東員ICへの経路が開通する。ただし、東員IC方面への分岐は片側3車線から片側2車線へ車線減少したあと、中央より車線が右に分岐する形となるため、車線に沿って走行している限り、誤って東員IC方面に向かってしまう可能性は少なそうだ。
東名阪道方面に分岐したあと、さらに左に名古屋方面向けの分岐があるがこれは従来どおりだ。つまり、伊勢湾岸道から大阪方面に向かうためには、四日市JCTの手前で減少した2車線のどちらの車線に沿っていても、東名阪道の伊勢 大阪方面に合流する。
東名阪道 亀山JCT→伊勢湾岸道
現在の大阪から東京までの最速ルート。現在は四日市JCTで東名阪道 名古屋方面と東京方面への最短ルートとなる伊勢湾岸道に分岐するが、新たに東員IC方面への分岐が増える。
東名阪道を名古屋方面に走行、四日市JCTで伊勢湾岸道方面に行くためには、本線から左に分岐したあとはそのまま伊勢湾道となっていたが、8月11日以降、本線から左に分岐したあと、さらに左に東員IC方面への分岐ができる。そのため、東京方面に行くには2回目の分岐で伊勢湾岸道 豊田/静岡方面へ行くようにする。
東名阪道 名古屋→四日市JCT
東名阪道の名古屋方面からから伊勢湾岸道に向かう場合、本線から左に一度分岐すればよかったが、8月11日以降は、その次に東員IC方面への分岐ができるため、さらに左に分岐する必要がある。
伊勢湾岸道と東員ICの分岐は、新たに伊勢湾岸道方面が分岐側になるため、間違わないように注意が必要だ。
将来を見据えて標識の記載も変更
2018年(平成30年)に予定される新四日市JCTから亀山西JCTの区間が開通すれば、東京と大阪を結ぶルートで四日市JCTは、今回開通する東員IC方向へ向かうように変更となる。
そのため、今回交換される標識では、東名阪道の伊勢方面には、これまでの「大阪/伊勢」方面という記載から、「伊勢/(国道25号)大阪」となり、東名阪道を経由しての大阪方面は名阪国道経由(国道25号)ということを強調している。