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NEXCO中日本と国交省、東海環状道 大安IC~東員IC間を3月17日16時に開通

IC間の所要時間が約5割短縮

2019年3月17日 開通

NEXCO中日本は東海環状自動車道(C3)大安IC~東員IC間3月17日16時に開通する

 NEXCO中日本(中日本高速道路)と国土交通省は2月6日、東海環状自動車道(C3)大安IC(インターチェンジ)~東員IC間(延長約6.4km)を3月17日16時に暫定2車線で開通することを発表した。

 東海環状道は、愛知県豊田市から岐阜県を経由し三重県四日市市までを連結する、延長約160kmの高規格幹線道路。今回の開通したのは、関広見ICから名神高速道路と接続する養老JCT(ジャンクション)を経由して新四日市JCTに至る西回り区間の一部で、全体の約6割(約93km)が開通することとなる。

 大安IC~東員IC間の開通により、製品輸送に必要な所要時間の短縮による企業の生産性向上や、雇用の増加などが期待される。西回り区間では(仮称)大野・神戸IC~大垣西IC間(2019年度開通予定)、(仮称)高富IC~大野・神戸IC間(2024年度開通予定)、関広見IC~高富IC間(2019年年度開通予定)で工事が進められており、全開通時にはクルーズ船が寄航する四日市港や、沿線観光地への周遊観光が容易になるなど、インバウンド観光の活性化や利便性の向上も期待される。

東海環状自動車道(西回り)開通予定
東海環状自動車道(西回り)工事進捗状況
大安ICと主要IC間の料金表