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新名神高速 四日市JCT~東海環状道 東員IC間が8月11日15時開通

2016年8月11日15時 開通

開通する四日市JCT~新四日市JCT~東員IC間

 国土交通省中部地方整備局とNEXCO中日本(中日本高速道路)は7月15日、新名神高速道路の四日市JCT(ジャンクション)~新四日市JCT、東海環状自動車道の新四日市JCT~東員IC(インターチェンジ)の2区間が同時に、「山の日」の祝日である8月11日15時に開通すると発表した。

 今回開通する区間は、東名阪自動車道と伊勢湾岸自動車を接続する四日市JCTから、将来は新名神高速道路と東海環状自動車道が分岐する新四日市JCTまでの新名神高速道路の4.4kmと、新四日市JCTから分岐して東海環状自動車道の東員ICまでの1.4km。開通時点で新四日市JCTは分岐する道がないため、今回開通の2区間は連続した道路と捉えることもできる。

 開通の効果としては、東員ICを最寄りのICとするいなべ市内の工場など産業集積地から名古屋港および四日市港までの所要時間が短縮される。いなべ市から四日市港、名古屋港までの所要時間はどちらも17分短縮になるという。

開通による所要時間短縮の効果

 新名神高速道路の未開通区間である新四日市JCTから亀山西JCTまでは2018年(平成30年)開通予定。将来、この区間が開通すれば、東名阪自動車道を通らずに名古屋から大阪方面へ向かうことが可能になる。

 なお、開通を記念して「つながる とういんキャンペーン」を実施する。開通から10月10日24時までに東員ICの出口をETC無線走行で利用した人に抽選でETCマイレージサービスのポイントを2700ポイントをプレゼントする。プレゼントの当選人数は東員(とう いん)ICにちなみ101名。NEXCO中日本のWebサイトから応募が必要。

今後の開通見込み