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新江ノ島水族館、7月16日から「ナイトワンダーアクアリウム2016」開催
魚とデジタルテクノロジーを駆使し神秘的な夜の海を体感
2016年7月13日 18:49
- 2016年7月12日 公開
新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)は7月16日~12月25日の期間「ナイトワンダーアクアリウム2016 ~月光に漂う水族館~」を開催する。開幕に先立ち7月12日、オープニングセレモニーと報道向け公開が行なわれた。
オープニングセレモニーには新江ノ島水族館 代表取締役 堀一久氏をはじめ特別ゲストとしてタレントの小島瑠璃子さんが出席。セレモニー後は一般招待者が入場しデジタルテクノロジー、照明、サウンドが織り成す“夜の海を体感する神秘的な時空間”を楽しんだ。
2014年、2015年と夜の水族館の楽しみを提案してきた新江ノ島水族館だが、3年目の提案は「ナイトワンダーアクアリウム2016 ~月光に漂う水族館~」。年末までの期間は、季節ごとに3つのパートに分け、それぞれに別のコンテンツが用意される。パート1は7月16日~9月12日、パート2は9月13日~10月31日、パート3は11月1日~12月25日で、今回先行公開されたのはパート1だ。
小島瑠璃子さんが参加したオープニンクセレモニー
オープニンクセレモニーは新江ノ島水族館 代表取締役 堀一久氏の挨拶でスタート、「夜の水族館の楽しみ方を、新江ノ島水族館が2014年から提案、実証してきました。3年目の今年は月光に漂う水族館として“えのすい”でしか体感できない素晴らしい、感動の夜の水族館をこれからお届けしたいと思います。リアルな魚の生態とテクノロジーが融合した癒しの空間をお届けしたいと思います。ぜひ月光に漂いながら夜の水族館を楽しみ魚と一緒に夢を見る、そんな1日をお楽しみください」と述べた。
続いて、特別ゲストとしてタレントの小島瑠璃子さんが夏らしい浴衣姿で登壇。高校1年生から始めたダイビングが趣味という小島さんは、仕事の合間を縫って今年も伊豆の海に潜ったとのこと。自分の仕事がいつも音に囲まれている環境なので、コポコポコポという自分の息の音しかしない海の中は別世界で心が落ち着くとダイビングの魅力を語った。
また。新江ノ島水族館には中学生の頃、校外学習で来て以来、プライベートでも仕事でも何度も訪れていて、かつてはここで撮ったミズクラゲの写真を携帯電話の待ち受け画面にしていたそうだ。
特別展示として演出されたナイトワンダーアクアリウムのショーを小島さんも楽しみ、「家族や友人、そして大切な人と、この素敵でロマンチックで、ちょっと浮世離れした時間を過ごしてください。私も(まだ見られなかった部分があるので)ぜひまた来たいと思います」と語りオープニングセレモニーは終了。待ち構えていた一般招待の来場者がナイトワンダーアクアリウム2016を楽しんだ。
なお、本イベントは毎日17時から行なわれるスペシャルイベントだが、一般入場料のみで見学可能。水族館の展示を見学したあと引き続き楽しむことができるほか、新江ノ島水族館は途中退場と再入場ができるので、通常展示やショーを見たあと、水族館周辺の江ノ島観光をしてから再び入場してナイトワンダーアクアリウム2016を楽しむことも可能だ。
ナイトワンダーアクアリウム2016の一部を写真で紹介
この日、公開された展示の一部を紹介する。これは7月16日~9月12日までのパート1の展示で、それ以降はこれとは異なった展示となる予定。水槽展示のほか、期間中限定のイルカミニパフォーマンス「今夜はイルカNIGHT」などが催される(9月は土、日、祝日のみ開催)。
有人潜水調査船「しんかい2000」のプロジェクションマッピング
新江ノ島水族館では、1982年から2002年まで日本の深海研究の飛躍的な発展に貢献し続けた有人潜水調査船「しんかい2000」が展示されている。この調査船は、初調査、最後の調査を相模湾で行ない、最も多く調査しているのも相模湾と、相模湾に面し相模湾の展示にこだわりを見せる新江ノ島水族館と通じるところも多い。
2002年にその役割を終えたしんかい2000だがナイトワンダーアクアリウム2016では再び海へ出航するというストーリーのプロジェクションマッピングが披露される。