旅レポ
ニューヨーク観光を公共交通機関で楽しんだ
アメリカンなステーキやクラムチャウダー、シャックバーガーを堪能
(2016/5/28 00:05)
3月10日~12日の3日間、米国ニューヨーク州ニューヨーク市のグランド・セントラル駅で行なわれた、訪日観光の魅力をアピールするイベント「Japan Week 2016」を取材するために渡米、取材の1日を含めて、3泊4日の日程でニューヨークに滞在した。ニューヨークといえば、筆者の世代は「ニューヨークへ行きたいか~!?」「お~!」のクイズ番組のゴール地点という子供の頃の記憶だが、ニューヨークは米国東海岸の大都市としてウォール街をはじめとする金融機関が集中する経済の中心都市の1つであり、各種の美術館や博物館が集中する米国文化の中心地でもあるという位置付けの都市になる。
今回の旅行では、丸2日あった日程のうち1日はJapan Week 2016の取材に、また半日は別記事で紹介しているヤンキー・スタジアムの訪問となったため、実質的に半日と夜が自由時間でのニューヨーク観光となった。その時間を活用してどのようにニューヨークを楽しんだのか、筆者なりのニューヨーク旅行記をお届けしていきたい。
まずはタイムズスクエア観光、夕食はニューヨークらしいステーキにチャレンジ
今回の旅行ではデルタ航空のビジネスクラスである「Delta One(デルタ・ワン)」を利用した記事を書くため、成田~ニューヨークのDL172便を利用してニューヨーク入りとなった。成田空港を17時55分に出発、同日夕刻の16時45分に到着するスケジュールになっており、実際はそれよりやや早くニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)に着陸した。
そのあと入国手続き、税関の手続きを済ませて到着ロビーに出ると17時半ぐらいで、そこからはタクシーで今回の宿となる「The Roosevelt Hotel」に到着した。ニューヨークの市内は慢性的な渋滞で、ホテルに到着したのはほぼ19時、チェックインして荷物を整理すると19時半を過ぎていた。
いつも海外にいるときには、眠かろうがなんだろうが時差を調整するために頑張って起きていることを目標にするのだが、今回は行きのフライトはデルタ・ワンで休めたため、疲れがなく時差の調整も機内で済んでいた。このため、今回はシンプルにこの時間が空いてしまった。
とはいえ、時刻はもう20時近いので19時~20時の間に始まるミュージカルなどは、チケットを入手する時間なども考えると難しいし、部屋にいて不覚にも寝てしまうということも考えられたので、まずは近くを散歩してみることにした。
宿泊したホテルはグランドセントラル駅にほど近いロケーションなので、そこから数ブロック歩いて、ベタベタな観光地のタイムズスクエアを散策。タイムズスクエアは、ニューヨークの繁華街の1つで、7番街(7th Avenue)と42番通り(42th Street)の交差点(ニューヨークでは南北に走る道をAvenue「~街」、東西に走る道をStreet「~通り」と表現している)で、ブロードウェイと呼ばれるミュージカルを上演する劇場が並ぶエリアにもほど近い。
米国の上場市場であるNASDAQ(ナスダック)のサイネージ(デジタル広告)などが有名で、よく株式市場のニュースでこのタイムズスクエアの風景が映し出されている。その辺りをぶらぶらし、そのNASDAQのサイネージの写真を撮ったりしたあと、ホテル近くに移動し翌々日に行なわれるJapan Week 2016の会場となるグランドセントラル駅の中を探検したりした。
ホテルに一旦戻るともう22時頃で、いくら不夜城ニューヨークといえども食事をしないと食いっぱぐれる時間に。そこで、ホテルの近所にあった有名な高級ステーキチェーン店「Morton's The Steakhouse」で夕食にした。
頼んだのは、ニューヨークだけに「Prime New York Strip」というステーキ。以前友人が「わらじのようなステーキ」と表現したステーキだが、実際に頼んでみると、やはりボリューミーで、なるほどわらじのようなステーキが登場した。これにさらにブレッドがセットで61ドル(約6410円、1ドル=110円換算)。このブレッドはレストランオリジナルのオニオンのパンで、温められた状態で提供されて非常に美味しい。美味しくてほとんど食べてしまったのだが、本来は複数人でシェアする大きさを1人で食べてしまったので、ステーキが出てくる頃にはかなりお腹が膨れていたのは秘密だが……。
地下鉄に乗ってハイラインへ。鉄道跡地の公園の斬新さにうなる
ニューヨーク滞在2日目。午後はニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムの視察があり、自由に観光できるのがこの午前中のため、どこへ行くかは前日のうちに検討していた。
そこで選んだのがここ数年でニューヨーク市が新しく整備した公園「The High Line(ハイライン)」だ。ハイラインは、従来高架鉄道として使われていた鉄路を整備して公園にしたもので、現在ではニューヨーク市民の新しい憩いの場となっている。筆者は“鉄分”はそれほど多くないのだが、遺跡や廃墟は割と好きなので、かつての鉄路がどのように活用されているのかには興味があって訪ねてみた。
地図を確認してみるとハイラインへの入口はそこかしこにあるのだが、南側の15番通り(15th Street)あたりに見つけたので、地下鉄でそこまで移動。ニューヨーク、特に中心エリアの移動でタクシーは基本的に難しいと思っておいた方がいい。タクシーがなかなか捕まらないのもあるが、最大の問題は渋滞。結局タクシーよりも歩いた方が早く着いた、ということも多々あるのだ。そこで、今回は地下鉄と徒歩を組み合わせてハイラインへ。
地下鉄に乗るには、駅にある自動販売機でMetroCardと呼ばれる磁気カードを購入する。このMetroCardは日本のSuicaなどのような非接触タイプではないが、料金をチャージして何度も使える交通系カードだ。合計10ドル(約1100円)で購入でき、1ドル(約110円)がカード代金、残りの9ドル(約990円)が運賃として利用できる。
ニューヨークの地下鉄の1回の料金はどこからどこまで乗っても一律2.5ドル(約275円)とリーズナブルで、特に遠くに行くときにはなかなか助かる。カードを通すのは入場時だけで、退場時はカードを通さずただ出るだけ、というのが日本の自動改札との大きな違いとなる。ちなみに自動改札はMetroCardの磁気ストライプを読み取ることで通れるのだが、慣れないとなかなか読み取ってもらえず戸惑うことも。落ち着いてカードをリーダーに通そう。
鉄道を降りて数分歩くとハイラインに到着した。見た目は本当に普通の鉄道の高架橋。入口の階段がなければ上に公園があるとは思えない。そして階段を上がってみると、少し不思議な光景が広がっていた。
以前の高架鉄道の線路がそのまま残されており、それを活かして、歩行者用の通路が設けられ、植物などが植えられており、ところどころにウッドチェアなども用意され、暖かい日なら寝そべって本を読んでもよさそうだ。訪問時は20℃を超える、3月のニューヨークにしては暖かい日で、ウッドデッキに座ってこのあとのルートをタブレットで調べていたのだが、とても気持ちよかった。今回は南側から北に向かって歩いたが、だいたい1時間あれば歩けるようだ。今回は時間の都合もあり、中間地点あたりで“途中下車”。バスを利用して次の目的地に向かうことにした。
水上バスでハドソン川の対岸に渡りマンハッタンの景色を楽しむ
ハイラインの散策を終えて向かったのが78番埠頭(Pier 78)。この78番埠頭では、NY Waterwayという水上バスが運航しており、ハドソン川を挟んだ反対側のニュージャージー州とを結んでいる。
ニューヨークは、マンハッタンの南側に海、西側にハドソン川を挟んでニュージャージー州、東側にイースト川を挟んでニューヨーク州のブルックリンやクイーンズがあるという形。ハドソン川、イースト川にも複数の橋やトンネルなどがあるが、前述のように交通集中で渋滞がひどい。そのためハドソン川やイースト川を利用した水上バスが用意され、沿岸の人がマンハッタンに向かうときの足や観光などに活用されている。それを運営しているのがNY Waterwayだ。今回は78番埠頭からニュージャージー側の一番近くのLincoln Harbor(リンカーンハーバー)まで乗船、対岸に渡ってみた。
料金は大人が9ドル(約990円)。注意したいのは、目的地のリンカーンハーバーにはチケット売り場がないということ。だからニュージャージー側からまた戻る予定なら、78番埠頭のフェリーターミナルで往復のチケットを購入しておく必要がある。ちなみに目的地がホボーケン/14番通りやホボーケンなど、もう少し遠いフェリーターミナルにすると、チケット売り場はある。
リンカーンハーバーに到着すると、ハドソン川の反対側からマンハッタンの風景を楽しめる。あらためて外からマンハッタンを眺めてみると、街並みが本当に綺麗だ。ただ、筆者が訪問した日はやや煙っており、かつてのワールドトレードセンターの跡地に建設された「One World Trade Center(1 WTC)」があるウォール街周辺のビル群は、やや霞の向こうだった。ちょっと残念だが、これも旅の楽しみだ。
ニューヨーカーに大人気の健康志向レストランで昼食を
再び水上バスに乗ってマンハッタン側に帰ってくると、すでに13時を過ぎていた。そういえば朝食は屋台のドーナッツを食べたぐらいで、お腹が減ったことに気が付いた。マンハッタンの50番通り辺りに戻ってきて、とても繁盛しているレストランを見つけた。「THE Little BEET」というお店で、検索して分かったのだが、ニューヨークなどを中心にチェーン展開している健康指向のレストランだった。
店内はいわゆるサラリーマンやOLといった感じのスーツ姿のお客さんで賑わっており、「賑わっているレストラン=美味しい」という筆者の旅先での方程式に合致したため、とりあえずチャレンジしてみることにした。
入ってみると、オーダーできるキャッシャーまで20分近く並ぶことになり、人気店なんだなと実感。ようやくオーダーできる番になると、なかなかユニークなメニューの店なのだと分かった。
メニューには「PICK A PROTEIN」(タンパク質から1つ選択)と、「PICK TWO SIDE」(サイドメニューから2つ選択)と書かれており、つまりタンパク質の鶏肉、牛肉、サーモン、豆腐、およびベジタリアン用の野菜から1つ選び、野菜から2種類選ぶという仕組みになっているのだ。ほかにも、「やっぱり炭水化物もほしいよ」という人のためにロール(日本の巻き寿司風)やボウル(日本の丼モノ風)も用意されており、自分で好きな構成を選ぶことができる。
筆者は、「牛肉」と「ブロッコリー」「グリーンアスパラ」を選んだ。この国で野菜を注文すると、塩味が足りてなかったり、胡椒が足りてなかったりすることが多いのだが、ここの野菜は適度な味付けがされており美味しかったことを付け加えておく。
そして午後はヤンキー・スタジアムへの取材があり、夕方ホテルに一度戻ってから、同行の人たちと食事へ。夕食に選んだのは、マンハッタンのリンカーンセンターのほど近くにある「Ed's Chowder House」というレストラン。その名のとおりクラムチャウダーなどのチャウダー(米国式のシチューとスープの中間的な煮込み料理)が名物のレストランで、今回は3種類のチャウダーのセットやチキン、デザートなどを美味しくいただいた。
リンカーンセンターシアターで「The King and I」を鑑賞。渡辺謙さんの演技に酔いしれる
ニューヨーク3日目は、この旅行の目的であるJapan Week 2016の取材日。夜にようやく自由時間ということになり、せっかくニューヨークに来ているということで、同行者と一緒にミュージカル鑑賞に出かけた。
本場ブロードウェイのミュージカルといえば、誰もが知るニューヨークを象徴するものの1つではあるが、日本人が楽しむには言葉の壁があるので、躊躇する人も少なくないだろう。筆者もそう何回も鑑賞したわけではないので大きなことはいえないと断りつつ……、英語が分かった方がより楽しめるのは事実だが、英語が苦手だからといって楽しめないということはない。ダンスだったり、歌だったりそういうモノも含めてのショーなので、それらを楽しむだけでも十分に価値がある。そして英語が苦手な人は、公演前にある程度のあらすじを頭の中に入れておくと、より楽しめるだろう。
今回はマンハッタンのリンカーンセンターシアターで上演されていた「The King and I」(邦題:王様と私)。架空のアジアの王国シャム(タイがモデルなのは明らかだが)の王様と、その子供の家庭教師としてやってきた英国女性の交流を描く話だ。主役の家庭教師を米国の有名な女優ケリー・オハラさんが演じており、このThe king and Iで2015年のトニー賞(ニューヨーク・ブロードウェイの最も権威がある賞)のミュージカル主演女優賞を受賞するなどして注目を集めた。
しかし、筆者と同行者がこの公演を選んだのは、もう一方の主役である王様役の男優が、予定を早めて、日本の俳優である渡辺謙さんに戻るという情報を得ていたからだ。同行者がチケットを買いに行くと、今夜の回には渡辺さんが出演する可能性が高いという話を聞き、それでは行こうとなったのだ。
この公演は、主演女優はケリー・オハラさんだが、主演男優は数人が務めている。渡辺さんはオープニング公演と、今回の約1年ぶりの登場となった。ケリーと渡辺さんを一緒に見られる最後のタイミングに訪れて、非常にラッキーだった。
ニューヨークでミュージカルを楽しむのは実に10年以上ぶりで、最初はちょっと緊張したが、英語も思ったほど難しくなく、渡辺謙さんやケリー・オハラさんの熱い演技を楽しみ、出演者たちのダンスや歌を楽しんでいたら、2時間の上演はあっという間、ホテルに戻るともう22時を過ぎていた。この日はニューヨーク最後の夜ということもあり、無理せずにホテルのレストランで軽く食事をとって、そのまま寝ることにした。
帰国の日、JFK空港に向かう。地元の公共交通機関にチャレンジ
ニューヨーク滞在4日目は、日本への帰国の日だ。帰国便はデルタ航空のDL473便で、ニューヨークのJFK空港から成田空港までの便となる。DL473便は昼出発なので、それに合わせてホテルを8時頃出発した。行きは楽をしてタクシーだったが、帰りはやはり公共交通機関にチャレンジしようと、Long Island Rail Roadというローカルの鉄道に乗り、Jamaica(ジャマイカ)駅まで移動、そこから空港まではAirTrainという新交通システムを利用してみた。
Long Island Rail Roadに乗るには、マンハッタンにはローカル線の駅が、グランドセントラル駅とペンシルバニア駅の2つあり、通称「Penn Station(ペンステーション)」と呼ばれるペンシルバニア駅へ行き、チケットを買って乗る必要がある。ペンシルバニア駅にある自動販売機でジャマイカ駅までのチケットを購入する。ちなみにチケットは、ピーク(混雑時)とオフピーク(非混雑時)で価格が違う。購入時はピークとオフピークの時間帯が分からなかったので、とりあえず多めにピーク時のチケットを購入しておいた。価格は大人10ドルで、現金かクレジットカードで購入できる。
どの電車に乗ればいいかは、駅の電光掲示板で調べるが、おそらく多くの日本人が不安に感じるのは、どこに改札があるのかということではないだろうか。実は、欧米のローカル線には改札がないことが多い。では、キセルをしようという不心得者にはどう対処するのかというと、車内では検札が行なわれていて、適切なチケットを持っていないと、高額な罰金が科せられるのだ。そのため欧米の鉄道、特に改札がないような状況で乗車するときは、トラブル防止のため、必ず目的地まで事前にきちんと買っておこう。
ジャマイカ駅で下車、「AirTrain」の看板に従って進んでいくと乗り場に無事に到着。AirTrainの料金は大人5ドルだが、MetroCardも使うことも可能。カードには4ドル49セント分が残っていたので、その場で1ドルをチャージして乗ることにした。乗り方はニューヨークの地下鉄とまったく同じだ。
AirTrailはJFK空港の複数のターミナルを順々に回っていき、デルタ航空が発着するターミナル4で下車、ゲートへ向かった。今回は預け入れの手荷物はなく、すべて機内持ち込みだったので、チェックインカウンターでの作業はなく、メールで送られてきたeボーディングパスを使い、セキュリティチェックを通過してスムーズに制限エリアに入れた。
制限エリアでは珍しいデルタ航空のSky Deckを目指したのだが……
一息ついて朝食がまだなのを思い出し、「SHAKE SHACK(シェイクシャック)」という米国のファーストフードチェーンで、ハンバーガーを注文してみた。シェイクシャックはニューヨークが発祥の地で、ニューヨークスタイルのハンバーガーを提供する店として知られている。東京の明治神宮外苑に1号店、恵比寿に2号店がオープンしたので、聞いたことがあるなという人も多いのではないだろうか。
ここではシェイクシャックの看板メニューといえるシャックバーガーを注文した。シャックバーガーはチーズバーガーにレタス、トマト、シャックソースというシェイクシャックオリジナルのソースがかかっているハンバーガーだ。肉が結構厚くて、レタス、ピクルス、トマトがいい具合に入っており美味しかった。
お腹がいっぱいになったところで、ターミナル4にあるデルタ航空のラウンジであるスカイ・クラブへ向かった。今回スカイ・クラブに行ったのは、もちろん時間に余裕があったのでフライトまでの時間をゆったり過ごしたいというのもあったのだが、JFKのスカイ・クラブには「Sky Deck(スカイデッキ)」と呼ばれる、制限エリア内では非常に珍しいオープンエアの空間があると聞いていたからだ。
一般の空港では、一度セキュリティチェックを通ったあとは、到着地の空港を出るまでは、外の新鮮な空気は吸えないというのが一般的だ。しかし、このJFK空港にあるスカイデッキは例外で、制限エリアにあるラウンジながら、外に出ることができるエリアになっているのだ。
だが、その筆者の希望は「OUR APOLOGIES(本当にゴメンナサイ)」の看板に打ち砕かれた。なんと、このシーズン(3月)は風が強いせいか、この日はスカイデッキが閉鎖されていたのだ。せっかくの目の前にスカイデッキがあるというのに、窓の内側からそれを眺めるということに……残念。
窓越しにスカイデッキを見ると、降り注ぐ太陽の下で、カプチーノでも飲んだら気持ちよさそうだろうなぁ……ということは確認できた。またニューヨークを訪れる理由ができたと思うことにして、ゲートに向かった。
帰りの便はメインキャビン席だが、特にシートピッチが広いデルタ・コンフォートプラスにアサインされた。デルタ・コンフォートプラスは、通常のエコノミーシートと比較して前後ピッチが広くなっており、日本人男性としては大柄な筆者が座っても、まだ余裕がある。これだけ余裕があると、前の人がリクライニングしてきても13型のノートPCを開くことも可能だった。
また、搭乗したDL473便の機材であるボーイング 777-200ER型機では、メインキャビンでも前方シートなどには電源が用意されおり、バッテリー切れを気にせず安心してPCを使用できた。2回の食事を楽しんで、今回の旅行での取材写真を整理したり、ビデオを見ていたりしたら、14時間のフライトもあっという間に終わってしまい、定刻通りに成田空港に着陸した。