旅レポ
一挙3路線に就航したジェットスターで行くマニラツアー(その4)
運賃を抑えてリッチに滞在、豪華に過ごせるマニラのホテル
(2016/5/17 00:00)
ジェットスターで行くマニラツアー、最終回レポートはホテル編です。今回のツアーではマニラのさまざまなホテルを訪問する機会があったのですが、どこも立地に合わせた個性ある展開で、レストランやバー、スパやフィットネスなどの設備が充実しており、とびっきりのホテルライフが楽しめるところばかりでした。週末ともなれば現地の人々がこぞってホテルに出かけてビュッフェランチを楽しんでいるのが印象的でしたの。
ベルモントホテル
今回のツアーで泊まったのは、ニノイ・アキノ国際空港ターミナル3の目の前という立地に、2015年10月に開業したばかりの「ベルモントホテル」。まだ工事中のところがあるソフトオープンという状態ですが、完全オープン時には全480室の規模になるんだとか。空港に近いということで利用客はビジネストラベラーが中心のようですが、プールやフィットネスがあったり、お部屋にはウェルカムフルーツがあったり、ちょっとドキドキするガラス張りのバスルームがあったりと日本のいわゆるビジネスホテルとは比較にならないレベルの高さ。カード型のルームキーがないとエレベータが宿泊階に上がれない仕組みになっていたりとセキュリティ面も安心なホテルでした。
リゾートワールドマニラ(巨大複合施設)
ベルモントホテルがあるエリアは“ニューポートシティ”と呼ばれる振興地区で、現在空港ターミナル3から直接アクセスするための歩道を建設中(ちなみにジェットスター・ジャパンはターミナル1)。今、まさに急ピッチで開発が進められている地域なのです。
そのニューポートシティの中心にあるのが「リゾートワールドマニラ」。ホテル、レストラン、ショッピングゾーン、劇場、そしてマニラ最大級のカジノが入っている一大複合リゾートです。空港に近いからといって、行きか帰りに1泊だけなんてもったいない。「何ココ、楽しすぎる~! もっと遊びたい!」ってことになっちゃいそうな場所でした。いえ、けっしてカジノにハマっちゃったってことじゃないんですのよ、けっして(汗)。
ソレアリゾート&カジノ
マニラ湾の近くに建つ大型高級ホテルで、1階には巨大なカジノを併設しています。マニラの中心部からは少し離れたウォーターフロントという立地ですが、東南アジア最大級と言われる複合ショッピングセンター「モールオブアジア」に近いため、お買い物には不自由しないはず。無料のシャトルバスも走っているそうですよ。このホテルは2年程前にグランドオープンした巨大劇場があって、この時は「レ・ミゼラブル」のアジアツアーが開催中でした。
ソフィテル フィリピン プラザ マニラ
先ほどご紹介したソレアリゾート&カジノと同じく、マニラ湾に面したエリアにある高級ホテルです。ヤシの木が立ち並ぶプールサイドが南国風で、マニラで唯一のリゾートスタイルホテルなんだとか。
そしてなんといってもこのホテルのウリはビュッフェレストラン「Spiral(スパイラル)」! 広いフロアにいくつものキッチンステーションが並んでいて胃袋がいくつあっても足りないくらい。冗談抜きで1週間くらい滞在しないと全種類を食べきれないんじゃないかというくらい、ずらりと並んだ各国お料理の数々は見ていてめまいがするほどでした。“今、行きたいレストラン”でランキングされるなど、マニラ女子憧れのレストランのようですよ。ちなみに今回のツアーでは「Spiral」ではなく素敵なプールサイドで種類豊富なバーベキューをいただきました。
シティ・オブ・ドリームズ・マニラ(巨大複合施設)
2015年2月にオープンした巨大カジノリゾートが「シティ・オブ・ドリームズ・マニラ」。ゴールドに色に輝くド派手なビルと金の卵のような建物が印象的な近未来的施設です。グランドオープン時にフィリピンで流れたテレビCMではレオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロ、マーティン・スコセッシ監督の3人が共演しているという豪華版なんだとか!(そのCMをどうしても見たくてYouTubeで探したのですが見つからず)。
こちらの目新しい施設といえばアメリカの映画制作会社ドリームワークスが手がけた屋内型テーマパーク「DREAM PLAY(ドリームプレイ)」。「ヒックとドラゴン」や「カンフーパンダ」の世界がアナタを待っています。お子さま連れにオススメです。
シャングリラ・アット・ザ・フォート
再開発の街ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)の中心地に3月にオープンしたばかりの大型高級ホテル「シャングリラ・アット・ザ・フォート」にも立ち寄ってみました。フィリピンにはセブ島やボラカイなど6つあるシャングリラですが、富裕層が多く暮らすBGCという立地とあってロビーやラウンジのセンスのよさはピカイチ。巨大なイベントホールなども備えていてBGCの新たなランドマークになりそうな感じでした。
ザ・ベイリーフ
城壁の街イントラムロスにある2011年オープンのホテル。ここは屋上にあるルーフデッキレストランが大人気で、大都市マニラの夜景を眺めながらお酒を飲めちゃいます。ちょっとおめかしして行きたい大人の空間といった感じ。まわりに高い建物がないので360度ぐるりと夜景が眺められるのも魅力です。もちろん眼下にはイントラムロスの城壁と街並みが。
どこへ行くにも便利な立地で、フロントの対応もすこぶるよくて好印象のホテルでしたわよ。
マニラではいわゆる4つ星、5つ星クラスホテルの宿泊料金が日本と比べて3~4割ほど安いと言われています。日本だと高くて手が出せないスイートルームにちょっと頑張れば泊まれちゃうという感じのイメージ。一人いくらではなく一室いくらのルームチャージ制なので、人数が多ければそれだけオトク感ありますわよね。フィリピンの人は家族単位で出かけることが多いので皆で行って10人くらいが泊まれるスイートルームを利用するという文化があるようですよ。
いずれにしても“渡航費を押さえて現地でその分贅沢できちゃう”ジェットスターの旅にうってつけな街、それがマ・ニ・ラ、なのです!
そして今回マニラに初めて行ってみて、それまで持っていた印象がだいぶ変わりました。ぜひこの全4回のレポートを参考にあなたの次の旅の候補にマニラを加えてみてくださいませね♪
おまけ
さて、わたくしは帰りのフライトで忘れてはならないことがありました! そう“ジェッ太”のぬいぐるみをゲットすることですの。
飛行機を降りる際にバッグの中のジェッ太に気付いたCA(客室乗務員)さん。
「お買い求めいただいたんですね。かわいがってあげてください。前はもうちょっとふわふわのタイプだったんですけど、最近バージョンアップしたんですよ」
「(ふわふわ?)そ、それはバージョンアップなんですのよね!?」
「はい! バージョンアップです!(きっぱり)」
気になって家に戻ってから旧バージョンをWebで検索したところ、たしかにふわふわタイプですが、ジェッ太には似ても似つかない形だったので(ごめんなさい!)バージョンアップというのは本当のようでした。