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JAL、プロテニスプレーヤー錦織圭選手とのパートナー契約を締結

JALとの長期パートナー契約を締結した、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手

 JAL(日本航空)は、11月27日に記者会見を開催し、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手と2020年までの長期パートナー契約を締結すると発表した。今後JALは、世界を転戦する錦織圭選手の移動をサポートするとともに、2016年よりイメージキャラクターとして錦織圭選手をCMなどに起用する。

錦織圭選手との長期パートナー契約締結を発表する、日本航空株式会社 代表取締役社長の植木義晴氏

 記者会見冒頭に登壇した日本航空 代表取締役社長の植木義晴氏は、「当社は、2014年6月に“チャレンジJAL”を宣言し、今までになかった新しい商品、サービスを導入し、未来に向かってチャレンジする人をサポートしています。そして本日、世界最高峰を目指してチャレンジしているプロテニスプレーヤー 錦織圭選手と長期パートナー契約を締結しました」と語り、錦織圭選手との長期パートナー契約締結について発表した。

 植木氏は、錦織圭選手について、「日本テニス界の歴史を書き換えている選手で、日本のみならず世界中が熱い視線を送るスタープレーヤーです」と、活躍を賞賛するコメントを送るとともに、「私も昨年(2014年)の全米オープン準優勝の時には、テレビにかじりついて応援しておりました。素晴らしいリターンが決まった折などは、拳を握りしめて“よっしゃ!”と大声をはり上げたことを覚えています」と、試合での活躍に心躍らされたエピソードも披露した。

 今回の錦織圭選手との長期パートナー契約により、各種大会出場のため世界を転戦する錦織圭選手の移動をJALがサポートすることになる。JALが運航している路線では、機内で快適に過ごせるよう万全の態勢を整えるとともに、リオデジャネイロ・オリンピックなど、今後大会での活躍を期待して、JALグループ一丸となって応援していくという。

 また、2016年より、錦織圭選手をイメージキャラクターとしてJALのCMに起用することも発表された。CM内容については、世界の舞台に立つ錦織選手をイメージして、現在構想中とのことだ。植木氏はさらに、「JALと錦織圭選手との、互いの強みを活かしたコラボレーション企画も検討してまいりたいので、さらなる展開に期待して欲しい」と語り、CM以外にも様々なコラボレーション企画を計画していることを示唆した。

 続いて錦織圭選手が登壇し、次のように挨拶した。「JALさんに、これから長期にわたってサポートしていただけるということで、大変光栄に思っています。海外を回ることも多いので、日本のJALさんと一緒に世界を回って、身体のサポートもしていただけたら嬉しいです」

 また、今季の活躍について聞かれた錦織選手は、「今年(2015年)もいい形でロンドン(ATPワールドツアー・ファイナルズ)に出て、いいテニスで終われたのでとても充実した1年だったと思います。アップダウンはありましたが、来年(2016年)に繋がるいい年だったと思います」と、満足の1年を過ごせたと語った。

プロテニスプレーヤーの錦織圭選手
長期パートナー契約締結を記念し、がっちりと握手する、錦織選手(右)と植木義晴氏(左)

 その後、司会を務めるJALのCA(客室乗務員)から、移動中の機内での過ごし方を聞かれた錦織選手は、「基本的には、頑張って寝ようと目をつむっていますが、寝られないときは映画を見たりゲームをしたりして過ごしています。長距離の移動が多いですので、飛行機の中は時間がありますから、映画を見てリラックスしたり、自分でいろいろと考える時間もあるので、有意義に過ごしていると思います」と答えた。それを受けて司会のCAは、「リラックスしてお過ごしいただけるよう、お手伝いさせていただきます」と、万全のサポートで錦織選手を支えると宣言。これには錦織選手も笑みを浮かべ、「よろしくお願いします」と答えていた。

 また、2016年の抱負を聞かれた錦織選手は、「来年(2016年)は夏にオリンピックが控えていますし、大きな1年になると思います。オリンピックではメダルを狙って、ぜひメダルを持って帰れるように頑張りたいと思います」と、活躍を誓っていた。

 最後に、今回の長期パートナー契約を記念して、植木氏から、錦織選手を機体に描いたデカール機のモデルプレーンが錦織選手にプレゼントされた。このモデルプレーンは、錦織選手のリオデジャネイロ・オリンピックでの活躍を祈願して、金色の特別モデルプレーンとなっている。また、錦織選手からは、錦織選手が普段使っているものと同じテニスラケットが植木氏にプレゼントされた。

錦織選手を機体に描いた金色のデカール機のモデルプレーンが錦織選手にプレゼント
錦織選手からは、普段使っているものと同じテニスラケットが植木氏に送られた

 さらに、錦織選手から、植木氏にプレゼントしたラケットを使って、実際にテニスをプレイしようという、粋な提案があった。これには植木氏も苦笑いしながら、「私がテニスをやっていたのは35年ぐらい前ですけど、少し鍛えてあげてもいいと思います」と、会場の笑いを誘っていた。そして、格納庫内に用意された特設のテニスコートで、錦織選手と植木氏のラリーが行われ、記者会見は終了した。

錦織選手から、テニスをしようと提案され、苦笑いする植木氏(右)
格納庫内に特別に用意されたテニスコートで、錦織選手と植木氏のラリーが繰り広げられた
ネットを挟んで握手する、錦織選手と植木氏
華麗なラケットさばきをみせる錦織選手
ミスショットもあったが、しっかりとしたラケットさばきで錦織選手に対抗する植木氏
テニス終了後、ラケットにサインする錦織選手
錦織選手のサインが入ったラケットが、植木氏に手渡された
JALの機体をバックに記念撮影
ラケットを手にポーズを取る錦織選手

(平澤寿康)