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JAL、特別塗装機「JET-KEI」就航記念イベントを羽田空港で実施

世界一を目指すプロテニスプレーヤー錦織圭選手を応援

2016年3月4日 就航

 JAL(日本航空)は2015年11月27日に、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手とパートナー契約し、世界を転戦する錦織選手の移動をサポートすることは弊誌記事「JAL、プロテニスプレーヤー錦織圭選手とのパートナー契約を締結」でも紹介しているが、1900年から毎年行なわれている男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」が開催される3月4日に合わせ、錦織選手の写真でラッピングされたボーイング 777-300ER型の特別塗装機「JET-KEI(ジェット・ケイ)」を就航させた。

 就航初日に、出発ゲートで搭乗客に記念品を配布。錦織選手の大型パネルやJET-KEIのモデルプレーンを出発ゲート前に展示し、3月4日からイギリスで開催されるデビスカップに出場する男子日本代表選手団へ、JALグループ社員の応援メッセージが書かれた大きな紙飛行機を贈呈するなどの記念イベントを開催した。

羽田発~ロンドン・ヒースロー行きJL43便が初フライト

 JL43便(羽田11時35分発~ヒースロー15時10分着)の出発ゲート前では、デビスカップに出場する男子日本代表選手団に向けた、JALグループ社員の応援メッセージが書かれた大きな紙飛行機を、乗務するCA(客室乗務員)へ手渡しして想いを託す、贈呈式が行なわれた。また、搭乗客に配られた記念品は「JAL×錦織圭選手 特製クリアファイル」。錦織選手の写真がプリントされた、この便に乗る搭乗客のために作成されたレアなものである。

錦織選手の写真をプリントしたパネルやポスターと、搭乗客向け記念品のクリアファイル
出発ゲート前にディスプレイされた「JET-KEI」のモデルプレーン。かなり忠実に再現されていた
デビスカップに出場する男子日本代表選手団に向けた、JAL社員の応援メッセージが書かれた紙飛行機
搭乗前に行なわれた、応援メッセージが書かれた大きな紙飛行機を客室乗務員へ手渡しする贈呈式
ゲート内での記念品配布シーン。スタッフたちの笑顔が印象的だった

特別塗装機「JET-KEI」をJAL社員がランプで見送り

 JET-KEIの制作作業についても弊誌記事「JAL、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手をプリントした特別塗装機『JET-KEI(ジェット・ケイ)』就航」で紹介したが、メンテナンスセンター内での見学だったため全体を紹介するのは初めて。あらためて見ると錦織選手の顔が大きく貼り付けられており、見応えのあるものとなっていた。

 またJL43便の出発時にはランプにスタッフが並び、横断幕を掲げ「JET-KEI」と搭乗客239人、乗員17名を見送った。

(酒井 利)