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SKY SUITEや“新・間隔エコノミー”を搭載したSS9、JALの最新鋭旅客機「ボーイング 787-9」の機内公開
7月1日より、成田~ジャカルタ線に就航予定
(2015/6/24 00:03)
- 2015年7月1日 就航
成田国際空港のJALハンガーにおいて、JAL(日本航空)の最新鋭旅客機「ボーイング 787-9」の機内が公開された。このボーイング 787-9(登録記号:JA861J)は、6月11日に成田空港に到着。JALが受領したばかりの機材で、JALにとって初の787-9型機になり、7月1日から成田~ジャカルタ線に就航予定のものとなる。
ボーイング 787-9型機は、すでに運用されている787-8型機の全長を約6.1m延長したもの。JALの787-8型機は、ビジネスクラスに「JAL SHELL FLAT NEO」を用いるE01仕様(ビジネスクラス:42席、エコノミークラス:144席、計186席)と、SKY SUITEや“新・間隔エコノミー”と名付けた新世代シートを搭載するE11仕様の「JAL SKY SUITE 787(スカイスイート 787)」(ビジネスクラス:38席、プレミアムエコノミー:35席、エコノミークラス:88席、計161席)があるが、787-9型機はJAL SKY SUITE 787同様の新・間隔エコノミーなどを用いながら、ビジネスクラス:44席、プレミアムエコノミー:35席、エコノミークラス116席の計195席と、JALの787シリーズ最大座席数を実現。仕様名称はE71で、愛称は同じJAL SKY SUITE 787ながら、787-8の略称は「SS8」、787-9の略称は「SS9」となっている。
航空機種別 | 仕様 | ビジネスクラス | プレミアムエコノミー | エコノミークラス | 合計 | 略称 |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーイング 787-8 | E01 | 42(JAL SHELL FLAT NEO) | - | 144 | 186 | なし |
ボーイング 787-8 | E11 | 38(JAL SKY SUITE) | 35(JAL SKY PREMIUM) | 88(JAL SKY WIDER II) | 161 | SS8 |
ボーイング 787-9 | E71 | 44(JAL SKY SUITE) | 35(JAL SKY PREMIUM) | 116(JAL SKY WIDER II) | 195 | SS9 |
そのほか機体の概要やエンジンのスペックなど詳細は到着記事を参照していただくとし、本記事ではハンガー内で公開されたボーイング 787-9を写真を中心に紹介していく。