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バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツ、カジュアルかつ機能的な新ブランド「Dhawa(ダーワ)」を発表

2016年より順次オープン

中国、キューバ、タイなどで開業予定

 バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツは、新ブランドの「Dhawa(ダーワ)」を発表した。Dhawaは、デザインを重視する新世代の旅行者のニーズに対応した滞在先を提供する。

 Dhawaは、5つの設備により滞在を演出。客室の「Cocoon(コクーン)」は、くつろいだり仕事ができるように、スレッドカウント(1インチ=約2.54cmの布の密度を表わす)300のリネンや、大きな枕を備えたベッドを用意。可動式のテーブルにはコンセントが備え付けられ、インターネットしたり、ルームサービスを注文したりできる。また、「Pod(ポッド)」と呼ばれるバスルームには、レインシャワーやLEDのムード照明、スパ・ブランドのアメニティ、Bluetooth対応の音楽スピーカーが完備されている。

利便性を重視した「Cocoon(コクーン)」
様々な装備が完備された「Pod(ポッド)」

 また、すべての階にコミュニケーション・スペース「Nest(ネスト)」を配置。無料のドリンクやスナック、アイスクリームなどの軽食を用意する。ロビーエリアでは、「Void(ヴォイド)」と呼ばれるリラクゼーションスペースを利用できる。オールディ・ダイニング・レストランの「Nook(ヌック)」では、朝食や昼食、夕食のほかに、多彩なメニューを楽しめる。そのほかに、スパやフィットネス・センター、キッズクラブなども完備。館内のネオン装飾や、音楽、日替わりのドリンクなどを提供する。

無料で軽食が用意されているコミュニケーション・スペース「Nest(ネスト)」
ロビーエリアのリラクゼーションスペース「Void(ヴォイド)」

 Dhawaホテルの1号店は、中国・海南島の東岸にある都市ボアオに、2016年3月オープン予定。ボアオは、国際的なフォーラムの開催地として、またレジャー旅行の滞在先として人気があり、ジェイド・ベルト・ビーチや万泉河などの行楽スポットがある。客室数346室のDhawa ボアオは、高品質スパを提供するボアオ初のホテルを目指す。客室の半分以上が海に面しており、広い宴会や会議施設、レストラン、プールも完備されている。

 キューバのDhawa カヨラスブルハスは、2016年7月にオープン予定。バンヤンツリー ホテルズ&リゾーツは、この地域に初進出。広大なサンゴ礁や、豊かな海洋動植物で有名なラスブルハスでは、海のレジャーを楽しめる。3階建ての客室数516室で、3つのレストラン、プール、ジム、キッズクラブ、ウォータースポーツセンター、独自の会議施設が完備されている。

 上記の2軒に続き、中国のプーアル、雷山、洛陽とタイのバンコク、プーケットでも、Dhawaホテルが開業予定。バンヤンツリー・グループは、Dhawaなどのブランドをグローバル展開し、今後5年間のうちに管理するホテルの倍増を計画している。

(編集部:中林さやか)