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横浜市、山下ふ頭の「バス待合所」を1月20日供用開始。“動くガンダム”や“ホテルシップ”を控えて利便性向上

2020年1月20日 供用開始

横浜市は山下ふ頭に連節バス「BAYSIDE BLUE」やクルーズ船シャトルバスの発着拠点となる待合所を開設する

 横浜市は1月17日、山下ふ頭に暫定交通広場と「バス待合所」を開設することを発表した。1月20日に供用を開始する。

 山下ふ頭では、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に合わせてJTBが実施する「ホテルシップ」の実施や、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」プロジェクトによる動く実物大ガンダムの一般公開を夏に控える。

 また、6月には、横浜駅東口を起点として水際線沿いを中心に主要施設を経由して山下ふ頭を終点とする、連節バスを用いた高度化バスシステム「BAYSIDE BLUE(ベイサイド・ブルー)」の運行開始を予定している。

 横浜市では、山下公園側の約9ヘクタールの土地を活用したにぎわい創出に取り組んでおり、BAYSIDE BLUEや客船シャトルバスの発着拠点となる「暫定交通広場」「バス待合所」を整備した。これにより、山下ふ頭へのアクセスを高め、臨海部を訪れる観光客らの回遊性・利便性を向上する。

 新設の「バス待合所」は、面積323.3m 2 で、座席数は219席。建物のひさし部分には「BAYSIDE BLUE」のシンボルマークをデザインしている。BAYSIDE BLUEの運行開始までは、大黒ふ頭などへのクルーズ船寄港時に限り開放する。

6月の運行開始を予定する、連節バスを活用した高度化バスシステム「BAYSIDE BLUE(ベイサイド・ブルー)」